恋愛格言でよく、【押しては引け】って言うよね。
それって、押しと引きのメリハリをつけて相手の感情を揺らすことなんだよね。
押しと引きのバランスは相手によって適度な配分が違うけど、どちらか一方だけでOKなんて女性は見たことがないね。
引くことはできるんだけど、押すことになるとどうにも腰が引けて思うように動けないんだよ…
引いてばかりってことなんだよね。
たとえ引くことが有効な女性であっても、押しができないと引きの効果が薄れちゃうからね。。
そしたら今回は、その原因と考え方が変わるキッカケになることをお伝えしよう!
原因は行き過ぎたプライド!
押しのカードを使おうと思ってもなかなか動けない…
使うべきタイミングも分かっているのに…
なぜ、そうなってしまうのか??
それはズバリ!!
- 自分が傷つきたくない。
- 押して拒否られる場面を人に見られたくない。
と考えていることが根本原因。
それで9割以上は説明がつくでしょう。
すなわち、行き過ぎたプライドです(キリッ
自分から押しにいくってことは相手を追いかけることだから、ぶっちゃけ、相手を優位に立たせることになるんですよね。
そのことを無意識に分かっているから動けない…
少なくとも私はそうでした。
分かりやすい実例が、ヤフパで知り合ったメイ(仮名)という女性。
メールでの会話やデート中の反応で、とりわけ押されることを好んでいることを知りました。
だけど、プライドの高い私は相手を追いかけることに抵抗を感じていて、ましてや人生最初に付き合ったアサリ(仮名)に押しすぎてフラレた経緯もあり、その頃から余計に押すことに引け目を感じていたんです。
それでも、メイに対しては2回目のデートであることをし、相手の気持ちが盛り上がったと実感。
その”あること”とは相手に拒否されるリスクを伴うことなので、実践するには思い切りが必要でした。
また、彼女の生い立ちから男性に優しくされることにも弱いと判断し、デート中は身体的・金銭的に負担をかけさせないように立ち回っていました。
それでも、メイはこちらからアプローチしてくることを期待し、何とか私に告白させようと躍起になっていて、そんな様子は私にも伝わっていました。
メイのほうが我慢できずにメールで一度告白してきましたが、それをわざわざ取り下げてきたぐらい。
それまでのデート代も多目に持ってきたのもあったし、もしそこで自分が動いて拒絶的な反応を示されたら怒り狂っていたでしょう。
そうなることも分かってたし、メイのことはタイプでもなかったので手を引きました。
もし、そういうプライドがなければ、メイのことを抱いて今よりも少し経験値を積んでいたかも知れないわけです。
恋愛ドラマなんかでも、モテるキャラはいつも澄まして女性に興味なさげにしていて、女性が近づいてきても遠ざけようとする態度を示すシーンが多いですよね。
そういうことをうっすら知っている男性こそ、なかなか押しのカードが使えないのではないかと思います。
さて、あなたはどう感じているでしょうか??
モテる男は”引き”のカードばかり使っているのか?
さっきの話でいくと、モテる男は引きのカードばかりを使って女性に追いかけさせている。ってことになりますが、果たして、それは事実なのでしょうか??
いつも多くの女性から支持を得ていてモテモテ。
そんな男性とは…
有名人
が一番分かりやすいですよね。
ジャニーズ、EXILE、韓流スター…
私だったら、モテモテそうな有名人はその辺りが思い浮かびましたが、まぁ、大半の有名人はメディアの力もあってモテています。
そして、顔が良かったり、歌が上手いなどの特殊技能があったら鬼に金棒ですよね。
そういうモテモテ有名人たちの恋愛事情は??
私の中で一番印象に残っているのが、関ジャニ∞の横山裕。
数年前に放送されたドラマ『ON~異常犯罪』で、女優の波瑠とともに主演を務めました。
確かその製作発表会見で、横山が話の流れで、
と訊くと、波瑠は、
と塩対応。
その返しに横山はショックを隠しきれなかったそうです。
その時の詳しい話はこちらに書かれているので、一度読んでみても良いでしょう。
横山裕に限らず、押してフラれた有名人たちは少なくありません。
何が言いたかったかというと、一見不自由なくモテていそうな有名人ですら、女性からそういう対応を喰らうことだって有り得るってことです。
彼らはしっかり”押し”の行動もしていて、時として拒絶されることもある。
華々しい表舞台の陰で繰り広げられている、甘酸っぱい現実話です。
あなたは、モテるようになりたい一心でここにたどり着いたんだと思います。
そして、モテるようになるためにモテている人の行動をなぞろうとし、その一つが押しのカードは使わず引きのカードをチラつかせようとすること。
だけど、引きのカードは押しがあってその温度差で効いてくることがほとんど。
なので、押しのカードも適宜使えるようにならなきゃいけないことは知っているけれど、何か引っ掛かって動けない…
紹介したように、有名人ですら女性から拒絶的な反応を喰らうことがあることを知って頂けたら、少しは失敗してもいい!拒絶的な反応が返ってきてもいい!方向に考えがシフトするのではないでしょうか?
女性にビンタされたことが今では誇り!
長年の考え方のクセというものはなかなか抜けないもの。
私自身、押しのカードが使えない原因になっていた考え方は、いきなりではなくジワジワと薄れていきました。
拒絶的な反応・塩対応・キレられること…
女性からそういう仕打ちを受けることがが誇りだ…って言うとドMになってしまうんだけど、気付いた頃にはあまりショックを受けないようになっていました。
恋活を続けて30代に突入したある時、攻略中の女性がいてその人とデートしていました。
相手はMでわざわざそれを彼女自身の口からも聞いたぐらいだったので、私はSキャラを主軸に立ち回っていました。
なので、会話は基本的にイジったり突っ込んだりする側。
そういう会話でたいがいは良い反応を示してくれたんですが、ある時、私のイジリが行き過ぎてビンタを喰らったことがありました。。
確か、彼女の写真を見せられた時に外見的なツッコミをしたように覚えています。
さすがに、外見そのものへのツッコミはダメでしたね(汗
経緯はともかく、なにぶん私にとっては初めての出来事だったから一瞬唖然としましたが、なんだか違う世界を覗けた気がしました。
ビンタを喰らったってことは、少なくとも相手の感情は動かせたことになります。
モテている男性でも、度が過ぎたことを言ってしまうと、
などと言われて頬をぺシーン!!とやられるシーンは、ドラマなんかでもよく見ますよね。
自分もそういうキャラの仲間入りしたんだと思えました。
馬男のここだけ押さえて!
引く行為は押しがあってこそ効果が出るもの
そこを分かってても押せない。。
それは、傷つきたくないという自己防衛の現れであることが多い。ということでおおかた説明がつきます。
自分が押したときに良くない反応をされるのが怖いんですね。
マイナスな反応を浴びせられると、モテから遠ざかっていくような気がしてそれを避けるために自分からは押そうとしない。
だけど、モテの最高峰(?)であるはずの有名人ですら女性から拒絶的な反応を浴びせられることがあるから、誰しも押したら必ず良い反応を示してくるとは限りません。
そのことが頭の片隅にあれば、少しは吹っ切れるのではないでしょうか?
モテている人でも完璧はいない!
そのことがしっかり腑に落ちれば、押しのカードを拒絶されて落ち込むことも少なくなるでしょう。