昔から仲良くしてる友達が結婚して子供も持ったんだけど、彼、何だか幸せそうじゃないんだよ。。
もっと言うと、そういうのは彼だけじゃなくて、ほとんどの男性を見てたらああいう感じだなぁって気付いたんだ。
つまり借金みたいなモノで、借りた人は貸した人に頭が上がらないのと同じ。
きっとその人たちも”借金まみれ”だから、奥さんの言いなりになるしかなかったんじゃないかな。
それで、夫婦間の”借金”って?
昔に比べたら時代は変わったけど、今でもまだまだ家事・育児=女性がメインって考えが根強いでしょ。
しかも、女性の社会進出がどんどん進んでいってて女性が働くことが当たり前化してるから、必然的に女性の負担が大きくなってるんだ。
だから、夫が妻に顔向けできないって家族が増えてるんだよ。
じゃあ、尻に敷かれないためには夫の貢献度を上げることだね!
それで今回は、家庭生活の中でも大変な育児。
そしてそのひとつである赤ちゃんの寝かしつけをテーマにして、息子が小さい時に私がやってた方法を紹介するよ。
寝かしつけって結構大変だから、それがサッとできる夫はポイントが高いよ!
赤ちゃんの寝かしつけは母親(妻)と同じやり方ではできない!
と思い立ったら、おそらく母親である妻のやり方を真似てやってみようと思ったかも知れません。
しかし、家事とは違って相手は人間。
赤ちゃんにとって母親と父親とでは触られた感触から違いますから、がっつり寝かしつけとなると母親のようにはいかないんです。
そこをまず理解して頂くため、男女の2つの違いを説明しましょう。
身体の質感
まずは身体のこと。
男女の身体の差というと、産まれたての頃は股にぶら下がるモノがあるかないかだけで判断するしかありませんが、大人になるにつれて、別の部分でも違いが浮き彫りになっていきます。
髪の毛の長さや胸の大きさなど様々ですが、大人に抱っこされる赤ちゃんは、父親と母親の身体の質感の違いを直接感じることになります。
そりゃあ、胸板に密着させて抱えられるワケですから、身体の違いはモロに感じざるを得ませんよね。
そしてやはり、女性の身体は柔らかくてふかふか。
男性に比べて平均体脂肪率が高めなこともその差の一因です(余計なお世話…)
一方で男性はというと、ゴツゴツした身体の人が多いです。
筋肉量が多くて胸板がしっかり硬く、私なんかは骨と皮だけですから抱かれた赤ちゃんは肋骨直撃です(笑)
当然、硬い身体は抱かれ心地が良くありません。
ストレス耐性の違い
赤ちゃんは私たちが思っている以上に敏感で、大人がイライラしていることも分かります。
それが伝わると、赤ちゃんも安心して寝れません。
と、一見無関係なことのようですが、寝かしつけの時に子供がなかなか寝てくれないとイライラしがち。
そしてそれは父親も母親も同じですが、どちらがそういうストレスに耐えられるか?といえば、断然母親のほうなんです。
男性は体力こそ強いものの、ストレスにはめっぽう弱い。
妊娠生活だって身ごもっている10ヶ月間、悪阻(つわり)やらホルモンバランスの崩れ、そして産中の激痛などを通して経験します。
それを男性にやらせると死に至るとまで言われています。
それぐらいストレス耐性に差があるわけだから、毎日の寝かしつけには男性のほうが音をあげやすいのです。
思い浮かんだ2点を挙げましたが、それだけでも大きな差ですから母親と同じやり方では難しいことは分かってもらえたかと思います。
父親の寝かしつけにはグッズを活用!
じゃあ、父親である我々が赤ちゃんの寝かしつけをするには??
ズバリ!
グッズを活用します。
私のこのブログでは、発達障がいなどのハンデを持った人向けに恋愛成就を指南していますが、こと育児になると男性であることがハンデです。
そのハンデを埋めるため、グッズを活用するというわけです。
しかし、これを読んでいる人の中には、すっごく真面目な人がいて、
なんて考えて、全部自力でやろうとしている人もいるかもしれません。
しかし、決してそんな事はありません。
料理だって調理器具を使いますよね。
全部手でやろうとする人はいません。
それと一緒で、男性が赤ちゃんの寝かしつけをするにはグッズが必須と言ってもいいくらいなんです。
グッズなしで寝かしつけができれば、それこそ保育士にでもなれますよ(マジで!
だから、グッズは”頼るモノ”ではなく”男女差を埋めるもの”と考えてください。
「考えてください」と言いましたが、事実そうなのです。
先ほど話したように、父親と母親とは全然違いますから。
父親の寝かしつけグッズ~神アイテム3選!
というわけで、私が活用していた寝かしつけグッズを3つ紹介します。
どれもありきたりなモノばかりですが侮れませんよ!
分離型抱っこひも
まずはコレ!
抱っこヒモ。
最近では男性が胸の前にしているのをよく見かけますよね。
アレがあれば赤ちゃんの体重の一部を抱っこヒモに預けられ、父親独特のゴツゴツ感がいくらか和らぎます。
また、一般的な抱っこヒモだと赤ちゃんが寝落ちしたあとでベッドに移すとき、一旦抱き上げないといけません。
その時に、最悪起こしてしまうこともあります。
なので、抱っこヒモにもタイプがありますが、ヒモと背中が分離できるものがあれば、ベッドに寝かせてから分離させることで余計な衝撃を加えずに済みます。
自律神経を整える音楽
あると意外と役に立つのがコレ!
赤ちゃん本人に対する効果を狙ったものではなく、父親のイライラを防止する目的です。
自律神経が乱れているとイライラしやすく、その空気が赤ちゃんへ伝わると安心して寝落ちしてくれなくなり、まさに悪循環です。
聞いていて心地よい音楽が収録されていますので、もしかすると、子供の脳にも良い影響があるかも知れません。
|
夏はうちわが必要
分離型抱っこヒモを使うことで私一人でも完璧に寝かしつけが出来るようになりましたが、初夏のある日、いつものやり方でもなかなか寝てくれなかった時がありました。
しかし原因はすぐに分かり、赤ちゃんが暑がっていたことでした。
大人は身体の体積が大きいですが、赤ちゃんは親の身体が接している面積が大部分を占めているわけだから、大人以上に暑くなります。
それが分かったので、すぐさまうちわで軽く扇いでやったら、数分のうちに寝落ち。
赤ちゃんにとって暑さは天敵ですから、夏の寝かしつけは気をつけてあげたいところです。
ただ、扇ぐときは顔の近くは避けて、抱っこヒモの隙間横から風を送り込むように軽く扇ぎます。
強い風が当たると息苦しくなるので、顔には直接当てないようにするのがポイントです。
以上、どれも特殊な器具とかは必要なく一般的なベビー用品でできることですから、一家にひとつずつ持っておくと便利です。
寝たことを確かめる確実な方法!
子供が寝落ちしたあと、抱っこヒモからおろしてベッドへ移してやらなくてはならず、その時に眠りが浅いと起きてしまうこともあります。
はい!
目をつむっていても、深く寝てくれたかどうかは分かりませんよね。。
しかし、私が毎日の寝かしつけで思い付いた方法があって、それが、
軽く咳払いすること
でした。
眠りが浅いときは、咳払いの音に反応してビクッとしますが、しっかり寝付いたら咳払いぐらいでは反応しません。
なので、寝付いたかなと思ったら咳払いして確認し、それでOKなら次の方法でベッドへ移しても起きることはありませんでした。
抱っこヒモから寝床へ移すときは…
子供が深く寝付いたらいよいよ寝床へ移しますが、その時、抱っこヒモからおろす作業が伴います。
なので、やり方次第では起きてしまうこともあり、私も何度失敗したことか…
そしてその失敗を経験してきて生み出した方法を説明します。
ポイントは、子供を持ち上げる際に脚以外の関節がコクン!とならないようにすること。
あなたの利き腕1本が担架になるイメージです。
私たちだって人間に抱えられるより、担架で運ばれたほうが負担が少ないですよね。
それは、赤ちゃんでも同じことなんです。
私はこの方法で、一度も起こしたことはありません。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
グッズよりも必要なモノは??
さて、先ほどは寝かしつけに最適なグッズを紹介してきましたが、それよりもさらに大切なものがあり、それが愛情です。
愛情というと漠然とした言葉で難しく考えてしまいがちだけど、私が思う【愛情】とは、
子供を心底”いとおしい”と思う気持ち
です。
・・・
これも漠然としていますが(汗)、子供からいとおしさを感じられる方法があります。
抱っこひもは通常前側に装着しますよね。
そしたら、赤ちゃんと向かい合うことになります。
その時に、顔をじーっと見て、時に軽くぎゅーっと抱いてあげて、
そう念じるとあら不思議。
『俺がお前を一生守ってやるからな!』
って気持ちが出てきます。
それがいとおしさです!愛情です!
”自分の子供”に全神経を集中させれば、その瞬間はイライラとは無縁な感情になれるでしょう。
愛情がなければ、寝落ちするまでの時間耐えることは難しいです。
そこも、母親とは大きな違いですね。
馬男のここだけ押さえて!
赤ちゃんの寝かしつけは、父親がやるとどうしても母親のようにはいかない。
その理由として、
- 身体の質感の違い
- ストレス耐性の違い
がありました。
だから、『カッコ悪い』と思わずグッズを使うのがベストです。
そこで紹介した神アイテムは、
- 抱っこひも(ヒモと背中が分離できるもの)
- 自律神経CD
- うちわ(夏)
でした。
それで寝付いたら咳払いをして確かめ、一旦別の場所に仰向けにさせて、利き腕で担架のごとく背中全体を支えながらベッドへ移します。
この方法をもってすれば難なくできますが、やはり一番必要なのは愛情です。
子供と向かい合い、『この子は自分の子だ』と繰り返し念じると不思議といとおしさが湧いてきます。
それが、子供が寝落ちするまでの間耐えるための土台となります。
赤ちゃんの寝かしつけがスマートにできるようになれば、旦那株が上がることは間違いありません!
尻に敷かれないためにも、早速実践してみてください。