そうだね・・・まだまだモテているとは言えないね。。
前より仲良くなれるって子は増えたんだけど、そこから先がなかなかね。
【モテる】の意味は色々なんだけど、君が考えてるような定義だと、かなり割合が絞られることになってしまうね。
だけど、世の中【モテる】人はたくさんいるよね?
【モテる】言葉の定義とモテる人の様子
【モテる】って聞いて、どんな人、あるいはどんな風になったときのことをそう呼ぶか。
あなたはどう考えているでしょうか?
- 女性からよく告白される
- 彼女を切らしたことがない
- その人と話すときだけ目が輝いている
それもモテていると言いますし、大半はこういう状態を想像したのではないでしょうか。
しかし、モテる定義は必ずしもそれだけではないと思うし、そんな状態になれるのは有名人とかパッと見で分かる何かを持っている人だけでしょう。
特に男性の場合は。
つまり、いきなり恋愛感情に発展しなくともモテている人はいる。
ということです。
はい。
月並みだけど、人間的に好かれること・信頼されることなんです。
具体的には、
- 挨拶のついでに他愛もない話をされる
- 何かの集まりに誘われる
- 真っ先に相談される
などを指します。
恋愛感情を10とするなら、6~7ぐらいの好意度といったところでしょうか。
もっと言うなら、目に留めてもらえるだけでも良いんです。
それでも立派なモテのひとつだから。
私たちはハンデを抱えた人間関係弱者ですから、それだけでもモテへの第一歩を踏み出せたと言えるでしょう。
杉間馬男が職場で【モテた】実際の出来事
最近、結婚して寿退社した女子社員がいます。
彼女は部署が違うので普段からあまり交流はなく、たまに営業からの問い合わせを取り次ぐためにコンタクトを取られる程度の関係でした。
彼女は私の7年後輩で、新人のときによく同じ電車に乗り合わせていて、その頃はむしろ彼女は普段から何だかしかめっ面をしていて無愛想な印象。
社内でも顔を合わせれば挨拶はするけれど、それ以上の会話はありませんでした。
しかし、彼女が退社するときの最終出勤日、わざわざ私の席まで足を運んでくれて挨拶してくれたんです。
そして、ささやかながらお菓子まで頂きました。
彼女とは最後まで会話らしい会話はなく、あくまで仕事上の絡みだけ。
彼女が挨拶に来てくれたことは嬉しかったけれど、心のどこかではなるべくしてなったのだと思っていました。
つまり、少しだけ自信があったということです。
その根拠は・・・
自分が女子社員の目に留まっていたという自信はどこから?
なぜなら、私は仕事上で彼女にとってプラスになるものを与えていたからに他なりません。
彼女との接点は客先からの問い合わせの取り次ぎ。
そこでしか彼女と接触する機会はありませんでしたが、そこでだけでも私は与える側の立場になれていたと自負していました。
具体的には、客先からの問い合わせには即時対応を心掛けてたこと。
彼女に限らず、営業(お客様)からの問い合わせは最優先で反応し、何らかのレスポンスを与えるようにしています。
それが私の行動のクセであり、彼女に対しても例外なく対応していて、メールには、
『いつも早々のご対応ありがとうございます。』
と、一言添えてくれていました。
この行動自体に、なんら特別なモノはありません。
ただただ、顧客最優先のキーワード通り問い合わせが来たら『ハイ!来た~!』ってな感じで即反応しただけにすぎないし、自分の中でそれがマニュアル化されていました。
そして、マニュアルをなぞることならASDの私にとっちゃ大得意!
彼女は営業なので、いわゆる板挟み的な立場。
直接お客の矢面に立たされて、その上我々開発部門の回答も遅かったら一番しんどい思いをさせられる立場。
だから、早くレスポンスを得られれば彼女としてはありがたかったに違いありません。
そういった面で彼女に対してプラスを与えられていたから、彼女の中で私が印象に残ったんだと思うし、私自身そうであると自負していました。
以前までは、こういう退職の挨拶でも両隣の席の人には挨拶されるのに、自分だけすっ飛ばされるという悲しい出来事が繰り返されていました。
他人に興味がなく絡まれると鬱陶しく感じるくせ、そんな様子にはさすがに凹まされてきました。。
だから、彼女が私のもとへ挨拶に来てくれたとき、少なくとも彼女の中で印象付けられてたんだと思い、自分の成長を感じたんです。
まして部署も違うし、仕事以外の絡みが一切なかった中来てくれたのは、相当プラスの印象を持ってくれたんだと思いました。
もっと物理的距離が近くて普段からも交流があったら、それなりに仲良くなれていたのかも知れません。
馬男のここだけ押さえて!
異性にモテることの意味。
それは、恋愛感情を持たれることに限らず、人としての好意・信頼という意味も含まれます。
さらに、人間関係弱者の我々にとっては、相手の目に留めてもらえるだけでも十分。
それだけで、立派なモテへの第一歩を果たしたことになります。
そのためには、自分ができること・得意なことで相手にメリットを与えていくこと。
つまり、自分の売り込みです。
そういった行動だけでも、脱・非モテは十分実現できますよ!