いきなりですが、画面の前のあなたは話しかけられたくない時ってないでしょうか?
別にその相手が嫌いな人だとも限らず、むしろ好感を持っている相手であっても。
ちなみに私は、そういう時がしょっちゅうです(爆
特に私の場合、何かに没頭していてゾーンに入っている時や、『今はとにかくコレをやりたい!』と強く思う時など、過集中・こだわりを阻害されたとき。いずれもASDが持っている特性によるものが多い気がしています。
まぁ、こんな感じでASDの診断を受けて以降良くないことは全部ASDのせいにしてしまっているように思いますが、そういう拠り所があることが自分にとって大きな救いでもあります。
さて、とにかく話しかけられたくない時が頻繁に訪れる私にとっては、


など、自分もしんどくなく、かつ株を下げない逃げ方をずっとずっと考えていました。
その結果、5つの逃げ方ストックが出来上がりました!
今回は、そんな私の長年の研究(?)から編み出した、好感度を下げずかつ相手に『この人は今話しかけたらヤバそうだな』と察してくれやすいサインを5パターン紹介します。
その前に、自分がどんな時に話しかけられたくないのか、ついでにお話しして共感してもらえたら嬉しいです!
話しかけられたくない時が多い自分~ついこないだも…
ASDのタイプにもいろいろありますが、特に私と同じようなこだわり型・過集中型は話しかけられたタイミングによってはかなり虫の居所が悪いときがあります。
例えばこんな時↓↓
私の1日は仕事でもそれ以外でも、その日の始まりにその日やりたい予定を決めて、大まかなタイムスケジュールを決めていますが、そこへ割り込みが入った時にイライラが募ってきます。。
先日も、自分の職場で朝10時ごろから私が希望して申し込んだ社内オンラインセミナーを予定していた日があって、8時半始業でセミナーの受講準備とかもあるからそれ以外の予定は立てられないと考えていました。
ところがその日の朝出社してメールチェックすると、それまでトラブルを抱えていた案件関連で調査してほしい旨の連絡が来ていました。
その案件は私がメインで担当しているもので、そのトラブルとやらのせいで数日進捗が止まっていて、そこが解決すれば堰を切ったように進められるというもの。
だから、その連絡内容を見るや否や、
セミナー中にその案件を進めてくれて解決までコマを進めてくれたら御の字だ!

と考え、すぐに予定を詰め込みました。
しかし・・・
毎日の始業後はすぐに課内でミーティングをすることになっていて、課員一人ひとりの進捗を報告しますが、その日に限って各人ともやたらと話が盛り上がってミーティングの時間がいつも以上に長い(>_<)
さらに悪いことに、ミーティングが終わるや否や『待ってました』とばかりに声をかけて来られました。

その人のことを嫌っている訳ではありませんでしたが、普段あまり関わりがないだけに余計にイライラ!
その時はメイン案件の調査をやりたかったので、あるサインを出して話を切り上げさせてもらって予定通り進めることができましたが、ギリギリで丸っきり余裕がありませんでした(汗
この例以外にも、自分はこだわり&過集中型のハイブリドなので、話しかけられた時の大半は虫の居所が悪いものなんです(笑)
そんなときの杉間馬男がやっているサイン5選!
話しかけられる度にイライラしていると、相手にしてみりゃ『なんで?』って思うところだし、何より自分がしんどい・・・
これから紹介するサインは、話しかけられても逃げられるor盛り上がらせない方法なのでイライラせずに済むので、相手からも悪い風には思われにくいでしょう。
ご多忙サイン
一番ベタでストレートな方法がこれ。
私だったら自分が話しかけられたくないタイミングだったらそのことを自覚できます。
さらに、その日それまでの運勢の流れから、『今日はたぶん話しかけてくる人が多そうだな…』と感じ取ることもなぜか出来てしまうので、そんな時近くに人が居たら、急いでなくてもわざとどこかへ急いでいる雰囲気を出しています。
そして、明らかに目が合うか、あからさまに私のほうへ体を向けてくる人を感じたら、絶対に目を合わせずに急いでいる方向を真っ直ぐ見ながら小走りします。
それでも冒頭の例みたいに不意打ちで急に呼び止めてくる場合もあって避けきれない時もありますが、そんな場合は話の最中に頻繁に時計を見るのも効果的です。
冒頭の例では、その態度を見せて相手から切り上げてくれました(^-^)
急用ができたサイン
続いてこの方法は、話が盛り上がってきて逃げるに逃げられない時に有効なもので、すでに一部の間で使われている【カラ電話】作戦です。
私は昼休憩直前になっても会議が終わりそうにない時などに何度か使ったことがあります(爆
カラ電話作戦を思いついたキッカケが実は会社の会議中で、ある日の会議の途中で他の社員が電話を取ってコソコソ話し出し、そのまま持ってきた手荷物をもって静かに出て行ったのを見て『これは使えるぞ!』と悪知恵(?)が働いたのでした。
同じ場面は何度か見かけ、電話が終わればキチンと戻ってくる人・そのまま帰ってこなかった人半々ぐらいいました。
私も本当に電話がかかってきた時はそっちに応対して終われば戻りますが、昼休みや定時直前でイライラした時なんかはカラ電話⇒そのままサヨナラといった具合にうまく逃げています(笑)
紹介したのは会議の例ですが、話しかけられて切り上げにくい時なんかにも有効だと思います。
病気・ケガだよサイン
このサインは少し演技力が要るものですが、病気やケガでチョット辛いアピールをするものです。
ホンモノの病気やケガを装おうとするとその痕跡がないのでなかなか難しいですが、
- 筋肉痛
- 肩こり
- 胃腸の痛み
とかだったら例えホンモノでも外見からは分からないので、比較的訴えやすいと思います。
そして、相手に気遣いの気持ちがあれば『そうか…。身体大事にな!』と言って、その後はそっとしておいてくれます。
だけど、そのサインにも気付いてくれなかったら、苦痛で顔を少しゆがませながら『ごめん。今はそっとしておいて』と、ストレートに伝えましょう。
今の体調がすぐれないことを伝えればさすがに分かってもらえます。
疲れたサイン
先ほどの病気・ケガの場合と似ていますが、人間誰しも疲労困憊だとそっとしておいて欲しいと思うものですから、それを演技で伝えます。
どんなシーンで使うかというと、例えばあなたに話しかけてきそうな人が近くにいると察したら、うつむき加減で今にもため息が漏れ出てきそうな態度を示します。
可能であれば時折3秒ほど目を閉じて眠そうにもしてみる。
私だったら、そういう人を見ると(あぁ、ひどく疲れてるんだな…)と察して、よほどの重要緊急な用事でない限りは話しかけません。
同じように、疲れていそうな人を見ればほとんどの人はそれを察してそっとしておいてくれますが、中には『疲れてるみたいだけど大丈夫?』と訊いてくる人もいます。
それも良かれと思っての一言なんですが、それに対する返し方によってはかえって話を盛り上げてしまうこともあるので、そう訊かれたら正直に
だから今はこうしてボーッとしておきたいな。
と言えばいいんです。
ただ、かつて私はそんな時に何をして疲れたのかを言ってしまったせいで、その疲れた理由の話で盛り上がらせてしまったことがあるので、『○○をしたから疲れた』は言わないほうが無難でしょう。
こうやって書いてたら、十数年前に流行った嘉門達夫の「マーフィーの法則」の歌詞の一部で、
”疲れてしゃべりたくない時に乗ったタクシーの運転手は話好き”
というのを思い出し、思わず『分かる分かる!』と共感したのを思い出しました(笑)
あまり関係ないようですが、案外こんな時ってマーフィーの法則が成り立ってしまうものなんです。
話しかけるなサイン
最後に、この方法はタイトルの『好感度を下げない~』とは少し矛盾しますが、ちょっと相手を避けるような態度を見せるので後々の関係性には気を付ける必要がある方法です。
その一方で、あくまでサインなのでストレートに伝えることはせず、態度で表現するのです。
で、具体例をひとつ挙げると、私のすぐそばで知り合い数名がダベりだしたら、すぐさまその場を離れる、というのをよくやっています。
というのも、勤め先で一人保育園⇒小学校と同じところへ通っていた同僚がいて入社の時に再会した男がいるのですが、彼が割と誰とでも話したがるタイプで私に対しても例外ではありません。
まして地元が同じ出身なのでかつての話題でよく話してくるのですが、正直しんどいときも少なくありません。
そして、彼は他の誰かと話している時に私が近くに居たら話の途中で巻き込んでくるときもあります。
そんな時、話しかけられるのがイヤだったら、彼のグループが近くに来て数秒したら目も合わせずにその場を立ち去っています。
紹介した具体例の他にも、
- 相手が近づいてきたら腕を組む
- 横並びの時はあえて相手との間に荷物を置く
というのも効果的で、これらは特に心理学的にも相手を受け入れない行動だと証明されています。
サインを使う頻度
これまで5パターンの話しかけられたくないサインを紹介してきました。
あれらの大半は好感度を下げずに話しかけてくる人から逃げる方法ですが、あまりに頻繁に同じことをやりすぎているとさすがに感づかれてしまいます。
私だったらコミュニティによっては『別に嫌われてもいい!』と思うことが大半なので使いたいだけ使いますが、『話しかけられるのはイヤだけど、嫌われるのもマズイ』と思うような相手だったら、頻度には気を付けておきたいところです。
それは当たり前ですが、本当に話しかけられるのがイヤな時だけに留めておくのがベストと言えるでしょう。
- 話しかけられたせいで時間を取られると後々の予定に響くとき
- 失恋直後とかで誰とも話したくないぐらい気落ちしているとき
- 詰め詰めのスケジュールで動いているとき
など、話しかけられたことのデメリットが大きい時が『ここぞ!』という頃合いです。
さいごに
人は誰しも、その時の気分しだいでは誰かから話しかけられたくない時だってあるもので、それはASD持ちの人に限りません。
ただ私は頻繁にそういう気持ちになるので、ときどき自分の人格を疑ったことがあったぐらいでした。
もしかしたら、これをご覧の方の中にも同じ気持ちになっている人がいるかも知れませんが、悩んでいる時点で相手の立場に立てていると言えるでしょう。
紹介した対処法も使いながら、話しかけられたくないご自身のことも悪いようには考えずに受け入れることも大切です。