今回は久々に会話の悩みについて。
女性とのデートに限らず、話のネタがない、すぐにネタ切れになるという悩みは尽きません。
ましてや、我々ASDなんかは目的のない雑談が超絶苦手なので、余計にその傾向。
今回はそんな方へ向けて、話のネタの作り方を5方面からアプローチしていこうと思います。
ちょっとクスッと笑える方面
会話中、互いにチョット笑えるようなネタがあると、互いの距離が近くなりやすいです。
そのことは割と多くの人がうっすら分かっていて、必死で面白いことをポンポン投げまくる人が多いのですが、決してそんな必要はありません。
私たちはお笑い芸人ではないですから、始終面白い話で埋め尽くすなんてできないし、たまたまその戦法が上手くいっても相手の期待値を上げてしまうことになるので、後々辛くなってきます。
だから、あくまでスパイスとしてピリッとした程度のネタを小出しにするのです。
例えば、最近の私の場合だったら、ECサイトで買った電池のパッケージに『えっ!?』と思うようなことが書いてありました。
それがコチラの写真↓↓
「人生にエネルギーを追加します」
って(笑)
電池ごときで人生って、スケール違いすぎじゃね?
そうでなくても、エネルギーを”追加します”って日本語ヘタすぎ(笑)
せめて「人生へエネルギー注入」とかだったらツッコミ要素も減ってたのに…
これがスパイス的な話のネタになりやすいのです。
他にも、これは子どものハンカチなんだけど、じ~っと見てたら眉毛が太くつながったイカツイ系の男の顔に見えませんか?
これ見たときは私も大人げなく笑ってしまいました(笑)
ってな感じで、生活している中で落ちているネタを拾ってきてそれを写真で残しておき、他の話のネタがない時のためにストックしておくのです。
落ち合うまでにあった出来事を話す方面
人間生きてたら何かしらの出来事に遭遇しますが、今朝起きてから相手と落ち合うまでの間にも様々なドラマが繰り広げられていたはずです。
例えば、
などなど、何気なく過ごしていると気にしなそうなことをネタにするわけです。
さらに、朝起きてから本当に何もしなかったとしても、
というふうに、何もしなかったことを別の言い方に変えてユーモアにしてしまうのです。
この方向性のネタは日常生活そのものですから、アンテナさえ張っておけば必ず見つかります。
共通の知り合いの話題方面
あなたとその相手とに共通の知り合いがいると、その人のネタで盛り上がることもできます。
と近況を聞いて分かち合うのもいい。
その対象人物の口癖やよくやる仕草を真似て笑い合うのもいい。
共通の知り合いのネタはいわゆるローカルネタなので第三者が入りにくく、まるでその相手と秘密を共有しているような感覚になるので、親密になれやすいネタです。
それから、ことASDは”友達”と呼べる人が少ない傾向ですが、その対象人物は別に友達でなくてもよくて、本当に顔見知り程度で良いんです。
例えば、話の相手と通勤・通学の電車が同じダイヤだったとして、いつも同じ電車に乗ってくる乗客や特徴的な乗員の話でも共感できる部分があればそこから話を広げていけます。
ただし、この方向性は親密になりやすいチャンスが潜んでいますが、
- 話の対象人物の悪口
- 話の対象人物を下げるようなネタ
が多いと、あなたの人間性を疑われかねないので、そういうネタはほどほどにしておきましょう。
おいしい店方面
話し相手が女性の場合、おいしい店の情報はウケが良いことが多いです。
イタリアン、フレンチ、スイーツ・・
食に興味がなかったらチョットきついかも知れないけれど、衣食住は人間が生きていくうえで欠かせないものだから、人間なら誰しも必ず何かしら口に入れているはずです。
まして、好きな食べ物は十人十色ですから、お互いの好きなものを話すことで、
など、話を広げていきやすいのは確か。
なので、あなたが最近入ったお店の中で女性ウケしそうなのをチョイスしてネタ提供すればいいんです。
それから、こういう話はネタ提供のためにわざわざ自分が興味のない店に入ってまでリサーチする必要はありません。
そういうのを話したとしても、女性は鋭いですから無理をしていることはバレます。
お店の話をするなら、普段あなたが意識せずに行く店の中からネタを見つければいいんです。
寿司でも、中華でも、地元の無名店でも、あなたが心底好きで入ってる店だったらネタ提供するあなた自身がイキイキして話ができるので、聞いた相手も最初は興味がなくとも「なんだか、本当においしそう」と思ってくれることもあります。
極論、カップラーメンでもこだわりの食べ方があるならそれを話すことも十分ネタになります。
興味を惹きつけられたら、『興味があったら今度行ってみない?』と、次回デートの約束をこぎつけられることもあるので、おいしい店の話はやって損はありません!
場所の力を借りる方面
会話に苦手意識が強い人におあつらえなのが、場所の力を借りる作戦です。
要するに、面白い場所や珍しい場所へ行くことで、会話力不足を補おうとするもの。
私もよく女性とのデートの時は場所の力を借りるべく、セルフたこ焼き屋によく行ってました。
たこ焼きのタネだけ用意されてそれを鉄板に流し込むところまで店員がやって、あとは自分たちで焼き上げるというシステムの店で、焼き慣れていないと焼き加減をこまめにチェックしなきゃいけません。
それゆえに、何もない場所でのデートだったら話題が尽きる度にドギマギしていたところ、たこ焼きの焼き加減に頭のメモリーを取られるので、

という状況を作り出せ、ドギマギすることなんてありませんでした。
それに、自分たちで手を動かしていると様々な感想が出てきます。
特に私なんかは学校の調理実習以外で料理なんてほとんどしたことが無かったから、たこ焼きひとつ焼くのも四苦八苦…
慣れた手つきを披露してカッコ良いところを魅せるのもいいんだけど、こういうあえて苦手なことをやることで、相手に教えてもらう方向性なんかも全然アリです!
そうすることで、

ありがとう!
なんて方向性の会話だってできるし、出来栄えがどうあれ、

と、味の感想はほぼ必ずあるので会話ネタが出ないなんてことはありません。
会話ネタの5つの方向性~まとめ
以上、会話ネタを拾って来られる5つの方面を話してきましたが、ここでまとめておきましょう!
- クスッと笑える方面
- 落ち合うまでにあった出来事方面
- 共通の知り合い方面
- おいしい店方面
- 場所の力を拝借方面
この5つの中から得意とするものを見つけ、無意識にでもネタが出てくるようになれば怖いものナシです!