いつもたくさんの女性と話してて楽しそうなリア充を見て、
おそらく、画面の前のあなたはそんな気持ちでここへ来られたのだと思います。
どんな人が相手でも、爽やかに、かついやらしくなく女性に声をかけられる人っていますよね。
私もそういう人が羨ましいのですが、如何せんコミュ障だからそうなりたいと思っていても気持ちの面でブレーキがかかって結局何の接点もないまま終わってしまった…
なんてことに甘んじていました。
そこなんです。そこ!声をかけるためのキッカケ!!
例えば仕事で必要だったりとか、声をかける理由があれば全然話せますよね。
というわけで、今回この記事では仮に全く女性と話したことがないという人でも比較的声をかけやすい理由が生じる場面について、余すことなく紹介していきます。
あわせて、コミュ障が女性に声をかける時の注意点や、声かけができた時どんなメリットがあるのかもお伝えしていきますので、この記事を読み終えた頃には、女性に声かけするモチベーションが上がって、声かけのハードルもグンと低くなっているでしょう。
コミュ障でも女性に声をかけやすい場面・声をかける理由
エレベータで階数を聞く
これなんかは、おそらく一番やりやすくもっともらしい理由付けだと思います。
- あなたが操作ボタンに近いところにいて女性が乗ってきた時に、『何階ですか?』とたずねる
- 降りようとしているところを”開”ボタンを押して開けて『どうぞ!』と通してあげる
エレベータでの声かけはざっとこんな感じですが、これは最もいやらしくなくて自然な声かけができる方法です。
そして、何度かそれを繰り返していくうちに相手も警戒心が解けて普通の話もしやすくなります。
ただ、当たり前ですが、
- エレベータに女性が乗ってくるとは限らないこと
- あなたが狙っている女性とも限らないこと
です!
しかしこれは、女性と話すことにかなりハードルが高いと感じている人にオススメの方法で、”女性に声をかけられた!”という実績作りに最適なんです。
『何階ですか?』
たった一言だけですが、それができた時点で”女性に声をかけた”ことは達成なんです!
なので、この声かけはいつでもどこでもできるようになっておきたいですね。
落とし物を拾ってあげる
かつてこんなことがありました。
駅の改札を通ろうとしたとき、前を歩いていた若い女性が定期券を取り忘れたんです。
私は同じ改札機のすぐ後ろを通っていたので、その女性の定期券を取らざるを得ません。
取ったあと、一瞬悩みました。
駅長室もすぐ左側にある。
前を歩いていた女性もまだ目の届く範囲にいる。
コミュ障の私にとっては究極の選択だったんですが、私の足は女性に向かって走っていました。
これ、落とされてませんか?
気付いたら、悩んでいる間もなくその女性に拾った定期券を渡し、
ホッとしたような表情をしていたのを覚えています。
声をかけて良かった!
そう思えた瞬間でした。
その女性は、私が声をかけた時もイヤそうな顔はしていませんでしたが、仮にイヤな顔をされたとしても後悔はしなかったでしょう。
これは、先ほどのエレベータの場合とは違って、公衆の面前で女性に声をかけるわけですから、ちょっとハードルは高くなります。
しかし、その分それができた時の達成感というか、自分の成長を感じられるものです。
給茶室でお天気会話
これはどちらかというと、すでにある程度話せるような関係になった場合が大半なんですが、私の場合、隣の部署の知らない新人の派遣社員と話したのが給茶室だったパターンもあったんです。
そのとき、給茶器の調子が悪く、
どうしたら直るんだろう・・・
と、たまたまそこにいたその派遣社員女性に声をかけてたんです。
それがキッカケで、それ以後は当たり前のように挨拶するし、ちょっとしたお天気会話もするようになりました。
ある日、私が部署異動することになって荷物の運び出しをしていた時に、
と、相手のほうから声をかけてくれたんです。
コミュ障ではない普通の人からすれば何でもないことなんですが、我々にとってはもはや”偉業”ともいえる出来事ではないかと思います。
このストーリーだと、給茶器の調子が悪かったことが話のキッカケになったわけなんですが、他にも、
- 暑い/寒いのお天気会話
- 「お先にどうぞ!」と譲る
- 自分がお茶を淹れ終わった時に、『お先でした!』と声をかける
というのがあるので、あなたにとってやりやすい声かけのキッカケをさがしてみると良いでしょう。
道をたずねる
声かけの理由づけとしてはバツグンの”道をたずねる”という行為。
私も聞くこともありますし、聞かれることもあります。
ただ、傍から見ればナンパに近いんですね。
街なかで見知らぬ人に声をかけるわけですから、本当に道をたずねるときは警察か一般人男性に聞くようにしているぐらいです。
街なかで道を尋ねるということはナンパに近いゆえに、女性相手にたずねるのには割と度胸が必要なことなんです。公衆の面前というのもありますからね。
私も一度、度胸強化のために5人の女性に声をかけようと目標を決めて、繁華街へ繰り出したことがありました。
ガチナンパではなくただ単に道をたずねるフリをするだけなので、そんなにイヤな顔はされなかったんですが、1人だけやたら剣幕な女性が居ました。
この近くに○○(店名)があると聞いたんですけど、どちらの方角か分かりませんか?
『すみません』と声をかけた時からギロッとした目つきで睨みつけられ敵意むき出しでした。
『そんなにキツい言い方しなくても・・・』と思ったんですが、ナンパする人はもっと酷い反応をされているのだと思うし、そういうのを経験することで気持ちが強くなっていくんだと思いました。
実際、ナンパする人はこんな風に声かけする理由付けをしてからソッチの方面へ話を進めていく作戦もあるようです。
お礼を伝える
最後に、これも声をかける理由付けとして抜群なことはもちろん、相手はお礼を言われる側なので相手も気持ちよくなります。
私の場合、歯医者の受付の人に、子どもが泣いててうるさかったところをあやしてもらってたのにお礼を伝えたことがあります。
その時すでに結婚してたので出会い目的じゃなかったんですが、その2週間ぐらい前に妻が治療に行ってて、その時子ども連れで通っていました。
やっぱり子どもって退屈するとイヤなので、治療中にだんだん不機嫌になって、しまいには本気泣きしてしまったんですね。
その時、受付のお姉さんがあやしてくれて助かったと話していました。
その2週間後に私が通院したので、
とサラッとお伝えしたんです。
そのお姉さんは受付なので普段は淡々としている感じで、他の患者さんともそんなに話すようなこともなかったので、どちらかというと話しにくいほうだと思っていたんですが、私がお礼を伝えると、口を押さえて照れていた様子でした。
他にも、会社の給茶室とかで、
『○○の件、助かりました!』
とお礼を伝えて、世間話に移しているパターンもよく見かけるので、お礼を伝えるのは言わば挨拶代わりになるんです。
挨拶でもいいですが、お礼は気持ちが交わるので伝えた後に会話に繋げやすいのが利点です。
以上、コミュ障でも女性に声かけしやすい理由付けを5つ紹介してきました。
一部、ハードルの高いものも含んでいますが、ご自身でできることから順にやっていき、ステップアップしていくと良いでしょう。
さて、先ほど紹介してきたことはわりかし簡単にできることなんですが、そうだからこその注意点もあるので、それを次の章で説明していくことにしましょう。
コミュ障が女性に声を掛けるときの注意点
唐突な話をしない
コミュ障でありがちなのは、話がいきなりすぎるというところもあります。
挨拶が終わるや否や、
- 『そういや、彼氏とかっているの?』
- 『昨日、何したの?』
・・・
そうですね。
活字で書く分にはどこが悪いか分からないんですが、大切なことが1つ抜けていて、それが、
相手との関係性
です。
つまりは、話す相手とどれぐらい仲が良いのか?ということ。
もちろん、知り合ったばかりであの質問をぶつけるのは良くないですよね。
ある程度知り合って時間が経っていても、ほとんど話したことがない場合も初対面と同じです。
逆の立場だと分かると思いますが、相手にしてみれば不意打ちになってしまうんです。
なので、特に関係が浅いうちはお天気会話から始めてみて、徐々に話しにくい内容へ移っていくのがベストです。
声の大きさやトーンに気をつける
次によくありがちなのが、声の大きさやトーンです。
特にコミュ障の場合、その場で浮くほどの声のデカさで話していることが多いですし、声のトーン(音の高さ)もやたら乱高下しているのも見受けられます。
こういったことは即OUT!にはなりにくいと思いますが、実は話の内容よりも重要なことなんです。
なので、明らかに周りと同調していない声のデカさやトーンで話すことが目に付いてしまうと、『この人とは、ちょっと合わないかもな…』と思われてしまうんです。
極端な話、
が居たとすると、話に対する食いつきはAさんのほうが良さげなんですが、正直、長時間聞いていられません。
Bさんのほうは、信頼関係ができていない段階での話題としてはNGですが、聞くに堪えない声ではないので深い間柄であれば一層仲が深まることもあり得ます。
要するに、こんな風になってしまいやすい人は、話の内容よりも話し方に気をつけたほうが良いでしょう。
初めのうちは、自分の話し方を聞きながら会話してみて、思わず声がデカくなってしまったら、
みたいな具合に、笑い話にしながらフォローを入れると良いでしょう。
話しかけても良い状況なのか見極める
ごくごく基本的なことなんですが、話しかける相手を見つけたら、その人が今忙しくないのか?要するに空気を読むわけです。
そう思う人も多いかも知れませんね。
明らかに誰か別の人と話しこんでいたりなど、分かりやすい状況の時だといいんですが、そういう時ばかりではありませんよね。
なので、この記事ではよくありがちな”声をかけてはいけない場面”の代表例を紹介します。
- 相手が早足だったとき
- 目があさっての方向を見ている時
(例:見ている方向が仕事場だったら、仕事が気になっているということ) - 手の動きが早い時
- あいさつをしてみて、早口で返事したとき
- 10秒以上同じ場所にいるにも関わらず、相手があなたの存在に気付いてなさそうなフリをしている時
文字で書くとこのような感じなのですが、今までで一度はこういう態度の人を見たことがあるでしょうから、その時の様子を思い出してみてそれに合致するようであれば声をかけることは控える、という判断がしやすくなります。
それを繰り返していくうちに、だんだんとあなたの頭の中に取扱説明書ができてきて、自然と声をかけても良い/ダメというのが判断できるようになるでしょう。
以上、コミュ障がやってしまいがちな注意点を説明してきました。
細かいことを言いだすとキリがないんですが、とりあえずここで紹介したことを押さえておけば、まず敬遠されることはないと思います。
声かけができるとこんな嬉しいことが!
次に、これまで紹介してきたような声かけができるようになると、どんな嬉しいことが待っているのか?紹介していきましょう!
単純にそこから仲良くなりやすい
あなたが話しかけたことがキッカケで仲良くなれるというメリットがあり、これは当たり前といえば当たり前なんですね。
だからこそ、ないがしろにされがちなんです!
自己啓発本を読んだことのある人は、
【相手より先に与える】
という言葉を聞いたことがあるかと思います。
要は、相手よりも先に、相手が欲しがっているものを与えることなんですね。
”与える”とはいっても、それは何も金品に限ったことではなく、こうした声かけも立派な与える行動になるんです。
画面の前のあなたもご経験ないでしょうか??
学校や職場とかで、話したことがない人に初めて相手から話しかけられた時、大なり小なり嬉しいと思いませんか?
声をかけるということは、相手にとってみれば【自分の存在を認められること】になるので、怪しい雰囲気を感じさせなければ基本的に相手は喜びます。
相手よりも先にあなたが声をかけることができたら、あなたに軍配です!
他の出会いの場で強気になれる
理由付けがある状態でも、女性に積極的に声をかけることができるようになると、それを他の出会いの場でも活かすことができます。
コミュ障に限らず、女性と話し慣れていない人にとっては声をかけるだけでも心臓バクバクになると思います。
ここで紹介してきたことを繰り返し実践し、ひとまず声をかけることに慣れるだけでも、かなりの進歩があるはずなんです。
例えば、お見合いパーティー。
行かれたことのある人は分かると思いますが、あそこは”トークしてナンボ”の世界です。
回転寿司、フリートーク、最終トーク・・・
形式は主催社ごとに違うと思いますが、どれもトークが必要ですよね。
トークするためには、初めの第一声が必要ですが、そこはやはり男性のあなたから声をかけてあげたいところ!
女性への声かけに慣れていれば、こういった場面でも難なく第一声をあなたからしてあげることもできるようになります。
仕事や他のプライベートでもコミュ力が高まる
そして、そのことは出会いの場に限った事ではありません。
異性に話しかけるのは苦手だけど、同性なら大丈夫!
という人は多いと思いますが、そういう人が女性への声かけに慣れてしまうと向かうところ敵なし(言い過ぎ?)ですね!
何であれ、それまでできなかったことができるようになると大きな自信につながって、それが気持ちになって現れます。
自信がつけば、不思議といつもよりハキハキ話すようになってたりして、同性の相手にとっても良いイメージにつながります。
ということは、出会いの場に限らず全ての場所で言えることになってきますよね。
ハキハキした人の発言は力強く信頼も得られやすいので、仕事でも何でも上手くいきやすくなります。
以上、3つの嬉しいことを紹介してきましたが、これだけでもけっこう大きな付帯効果であることがお分かり頂けたかと思います。
女性に声かけができるようになることは、”益あって害なし”ですから、普段からできるようになっておきたいですね。
まとめ
女性と話をすることが苦手な人は一定数いますが、特にコミュ障の人は声をかけるところから心臓の鼓動が速くなるという人もいると思います。
そんな人でも、女性に声をかけるための”理由”があればハードルはグッと下がるということで、理由付けとして使いやすいものを紹介してきましたが、ここでもう一度おさらいしておきましょう。
- エレベータで階数を聞く
- 落とし物を拾ってあげる
- 給茶室でお天気会話
- 道をたずねる
- お礼を伝える
話しかける際に、これらの理由があれば比較的簡単にできると思いますが、やはり注意点もありました。
- 唐突な話をしない
- 声の大きさやトーンに気をつける
- 話しかけても良い状況なのか見極める
細かいことはこれ以外にたくさんありますが、ひとまずそこを押さえておけば嫌われることはまずありません。
そして最後に、声かけができるようになると・・・
- 単純にそこから仲良くなりやすい
- 他の出会いの場で強気になれる
- 仕事や他のプライベートでもコミュ力が高まる
という嬉しいこともついてきますので、ここで紹介したことを参考に女性への声かけに慣れてしまいましょう!