

犬:





そして、その恩返しでもしようと躍起になった結果、相手に優しくしすぎる。


君の例みたいに何か嬉しくなることを言われたり、相手がタイプだったりで強い好意を持ってしまうと恩返しのごとく媚びた行動に出てしまいやすくなるんだ。
だけど、相手から見れば弱弱しい男に成り下がって映るうえに、『またこの人もこういう感じか…』と内心面白くないと感じてしまうんだよ。

犬:

馬男:
だからこそ歯がゆいんだけど、ちょっとでも対抗できる方法を伝授しよう!

女性にこびへつらう。それは分かりやすい例だけではない
女性に媚びるというと、具体的には
- 常にレディファーストだったり
- 顔色を伺ってご機嫌を取ったり
- お世辞を言うのがクセになってしまっていたり
などなど。
そういった行動はもはやマンガの世界というほど典型的ですが、実はそれだけではありません。
例えば、相手に対する反論や衝突を避け穏やかな空気を壊さない、そういうことも媚びる気持ちゆえの行動なんです。
男相手だったら反論だろうとガツンと言えるくせに女性相手になったとたん遠慮している様子だったら、女性に気に入られようとしているのが丸わかりですよね。
また、電車で座っててタイプな女性が近くに来たときに急に態度を改めたりすることも同じようなもの。
ついさっきまで足を大きく広げて2人分近くも座席を取っていたのに、女性が近くに来ると広げた足を戻している。
実際にそんな現場を見ることも少なくありません。
そんな具合に、知らず知らず媚びるような行動をしていることが多々あるんです。。
媚びる行動すべてが悪ではないけれど、自覚することは大事!
先ほどから媚びるという言葉を連発しその意味を悪い方向だけで話してきましたが、全部が全部悪だというワケではなく、必要な媚びも存在します。
その最たるが【笑顔】
人によっては「愛想笑い」などとかいって良くないイメージを持つこともありますが、コミュニケーションの基本は挨拶と笑顔だと言われているように、人間同士が対峙し合う時の潤滑油になります。
逆に笑顔なくポーカーフェイスで向き合われると感じ悪いぐらいですから、たとえ愛想笑いでもそれを媚びているふうに捉える人はごく少ないと思います。
ちなみに、【媚びる】の大まかな意味は相手に好かれようとすること。
人間ならある程度その感情があってしかるべきであり、大半の人は笑顔だけでなく身だしなみを整えることも当たり前のようにやっていますよね。
そうした行動はもはや常識的で、それを「好かれようとする」と言ってしまうと少し大げさなので、「好印象を持たれる行動」という風に表現すべきかも知れません。
しかし、やたらと愛想ふりまいて「好かれようと」していたとすれば、そこを自覚することは大切だと思います。
すぐにその態度を改めるのは難しくても、そういう所に気付くだけでも違ってくると思います。
媚びたい気持ちとの闘い方はコレしかない!
知らず知らず相手に媚びていたことは薄々感づいていた。
だけど、それが分かったところでどうすれば??
方法はただ1つ!
相手の悪い面を見る
ことです。
あなたにとってどタイプな女性でも、中身はドロドロかも知れない・・・
見た目がキレイな果物を食べてみたらメチャまずかったようなもの。
現実寄りの話をするならば、見た目が超絶タイプでも話し声がしわがれていたらその瞬間に少し冷めますよね。
それと同じことで、悪い面に目を向けて感情をニュートラルに戻すのです。
そもそも、容姿端麗な人を代表に商品価値の高い女性は自分がそうであることを自覚していることが多い。
ゆえ、ちょっと冷たい感じの人が多いですよね。(あくまで一般論ですが…)
そして、自覚しているってことは「鼻にかけている」とも言うことができます。
そういう人に対して必要以上に媚びる必要はあるでしょうか?
馬男からあなたにひとこと
あなたの媚びを向けている相手。
その人は、あなたの恩人ですか?
最後に言い残したいのは、そのひとことです。