先月までずーっと意中に想ってた人がいて、思い切って告白したんたけど結局ダメだったから、すごく辛かったんだ…。
それでもよく頑張った!って周りは思うけど、君にしたらどうしようもなく辛いよね。
それで、その気持ちをどうにかしたくて、そのためには次の出会いを探すしかないって考えたから片っ端から動いたんだけど、全然上手くいかなくて…
だけど、そういうことをしてる傍らで、『こんなことするのも、何か違うなぁ』とも思えてきて、一体どうすれば良いのか分からなくなっちゃってね。。
長年成就させたかった恋愛、既に手に入れた恋愛を失ったとき、すぐにでもどうにかしたいって気持ちが働いてしまうんだ。
もちろん私にも経験あるんだけど、やっぱりそういう恋愛って動機がまた別のところにあるから、本来の恋愛の楽しさは手に入らないんだよ。
ってことで今日は、犬太郎くんと同じ経験をした私や知り合いの実体験を紹介して、どんな結末が待っているのか、知ってもらうことにしよう!
振られた!この辛い気持ちを一刻も早く何とかしたい!は男性にありがち
長年想い続けてきた女性に思い切って告白してダメだったときや、付き合っていたのに突然別れを告げられたとき、フラれた側は強烈な喪失感にさいなまれますよね。
- 辛い…
- 何もする気が起きない…
- 死にたい…
言葉にすると様々ですが、そんな気持ちになる理由を深く掘り下げると、
- 心の底から相手を好いていたのに、相手は同じ気持ちじゃなかったから辛い
- プライドが傷つきそれを埋めたい
- ヤレる相手を失った辛さ
おおよそ、このあたりかと思います。
そして、これらの理由はフラれて辛い男性には全て当てはまっているものと思っていますが、成分割合の差が男性個人による差であり、どれかがゼロということはあまりないでしょう。
ただいずれにせよ、その辛い気持ちをすぐにでも何とかしたい気持ちが強まった結果、他の異性で埋めようとします。
そして、そういう行動は男性に多くありがち。
もちろん女性でもあり得ますが、男性ほど多くはありません。
というのも、先ほど説明した辛い理由は、男性特有であることが多いからなんです。
一つひとつ見ていきましょう。
心の底から相手を好いていたから辛い
これは男性特有とはいえずごく当たり前なことですね。
終生の愛を誓った相手との突然の別れは、心に大きな穴を作ってしまいます。
しかし、そんな状況でも女性は総じて立ち直りが早い傾向で、強く想っていた相手でもしばらく時間が経てば、
と、あっさり割り切れる人が多いのです。
しかし男性はというと、いつまでも未練タラタラって人が多く、相手を想う気持ちが強いほど未練も大きくなります。
プライドが傷つきそれを埋めたい
ここからが男性特有。
男性はプライドの生き物と言われていますから、フラれることで、
と、自分自身情けない気持ちに襲われます。
そこであなたにも問いかけたいのですが、街なかを連れて歩くには、性格の良い女性よりも外見の良い女性のほうを連れて歩きたいですよね?
いささか失礼でしたが、あなたの本心を確かめてみて欲しいのです。
逆に、美女を連れ回している男性を見ると、『スゲー!』って思いません?
要するにそういうことで、
男性にとってはそれをステータスに感じ、フラれるとAとBが同時になくなるからプライドが傷つくというワケなんです。
対して女性は本質重視ですからそういったことはあまり気にしません。
ヤレる相手を失った辛さ
これはほぼ男性だけだといって良いでしょう。
とにかく性欲を発散したい!
彼女や伴侶がいればいつでも無料でヤレますから、それが突然なくなった途端、男性たちは路頭に迷います。
性欲は男女ともにあるものなんですが、男性は特にそのスイッチが入りやすい。
性風俗がビジネスとして成り立っているってことも、そういう理由なんです。
以上3つの理由を説明しましたが、どれもありがちだと思いませんでしたか?
ちなみに、私は全部均等にあります(笑)
どれも相応に当てはまっていて、これぞTHE・男子だと思いました。
途中でも説明しましたが、女性のほうはフラれた直後は落ち込むものの数日もしたらケロッとしている人が多いです。
そして、辛さを引きずりやすい男性はその気持ちを埋めようと他の誰かに当てつけようとする、という流れです。
女性は本当に鋭い!当てつけ愛は見抜かれる!
女性は回復力も強い一方で、男性の気持ちが本気なのか否かも分かる鋭さも持っています。
そのことが分かる実際の事例を紹介しましょう。
面と向かって『好きじゃないんでしょ?』
一人目は、何度か登場しているミヒロ(仮名)
1年半遠距離で付き合っていた彼女(サオリ・仮名)にフラれ、自慢のヘアスタイルをかなぐり捨てて頭を丸め、外見が変わり果ててしまうほどショックを受けていました。
そんな彼がフラれた時に初めて私に話してくれて、それ以前にも彼女が居たのは居たそうなんですが、サオリほどちゃんと付き合った女性は居なくて、味わったことのない喪失感があったのだそうです。
だから、その気持ちを何とかごまかそうと別れてすぐに新たな出会いを求めて動きまくったそうですが、そうやって出会った女性のうちの一人に彼は『付き合ってくれないか?』と告白したと言ってました。
しかし相手からは、
と言われて断られたのだと言ってました。
言わずもがな、サオリへの愛情をその人へ当てつけようとしたのがバレていたのです。
その当時、サオリにフラれて1ヶ月も経たない頃合いで、その相手にもサオリとのことをつらつらと話してしまったのだそう。
だから、未練があるのが相手に分かって、サオリのことを当てつけようとしてるのがバレたんだと思う。。
ため息混じりで彼が話してた様子は、今でも忘れません。
おそらく私も見破られた実例
そして、先ほどのミヒロの事例とほぼ同時期ぐらいに、私も人生初の彼女・アサリ(仮名)にフラれて、その寂しさを埋めるべく次の出会い探しに躍起になっていました。
付き合った経験がない頃はさほど気にならなかったのに、一度彼女という存在を持ってしまうとその時の優越感みたいなのか忘れられず、女性に餓えてしまうんですね。。
アサリと付き合う以前の自分とはまるで別人のようにガツガツ動いていました。
だけどやっぱり、必死になればなるほど上手くいかなくて、簡単だと思っていた出会い系でも現実に打ちのめされて、会うことすらできなかった事例も数多くありました。
そんなある日、アサリと付き合う以前からダラダラとメールだけしていたメル友(ユミエ・仮名)がいて、アサリにフラれて数週間後ぐらいにふと連絡をくれたんです。
内容は、
とのことで、予期せぬ偶然でした。
ちなみに、ユミエはミヒロの弟が元々メル友で繋がってて、彼が私に紹介してくれたことがキッカケでした。
ユミエとは1年弱もの間メールだけの関係で、一度会おうかという話もありましたが、何らかの理由で頓挫してそれまでダラダラ引っ張っていました。
だから、ユミエとは1ヶ月に数回ぐらいのペースでしか連絡を取り合っておらず、連絡の内容も他愛のないことばかり。
アサリと付き合ってた頃は全くと言って良いほどお互い連絡せず、それこそ自然消滅しかかっていたぐらいでした。
それが突然ひょんなことから連絡が来て、それもアサリにフラれて間もない頃合いだったモンだから、私は神様がくれたチャンスだと思ったんです。
だから、それまでとはうって変わって毎日のように詰めて連絡を取り合っていました。
そして、ユミエから久々に連絡が来てから何日か経った頃、
まだちょっと辛い気持ちあるし、話聞いてくれないかな。
という名目で、会おうという話をしました。
メールである程度深い話をして、自分自身反省している点もあることも伝えて冷静アピールもしておきました。
そして、会う約束を具体的に決めようとした時に、
なんと突然、告白する前にフラれてしまったのでした(泣)
そして、その頃にちょうど前出のミヒロの話があったので、アサリへの気持ちをユミエに当てつけようとしていたことを感付かれたんだと思ったのです。
今こうして相手の身になって考えればすぐ分かります。
- それまで月に数回ペースの連絡だったのに、急に毎日のように連絡するようになったこと
- メールも素っ気ない文章だけだったのが、顔文字もバンバン入れて急にノリノリになったこと
これだけでも温度差を感じさせたところアサリの話を真剣にしだしたから、ユミエは私が告白してくるだろうと思ったのでしょう。
完全に足元を見られていたんだと思いました。
フラれた時のための”保管”は難しい!
そんな2つの事例から、フラれた後に出会う女性には元カノの話はタブーだということを学習しました。
それから8年もの長い時間が経ち、ようやく2人目の彼女(サツキ・仮名)をゲットしましたが、その相手とも4ヶ月弱でフラれることになりました。
それでやっぱり、フラれた後は強烈な喪失感が襲ってきて、すぐにでも次の出会いが欲しいと思ったんです。
もちろん、それ以前の私やミヒロの失敗事例も覚えていたので、同じ失敗を犯さず都合良く新たな出会いに漕ぎ着けたらと考えていました。
それでその時、サツキと出会う前にイベントで知り合ったフミコ(仮名)という女性の存在を思い出しました。
フミコとは恋活中にイベントで知り合い、なんと彼女はそのイベントで幹事をやっていた女の子でした。
そのイベント後にフミコからお願いされて連絡先を交換し、その後メールのやり取りののちにデートに誘われ、一度だけ食事をしました。
彼女はおそらく私に好意を持っていたのだろうか、解散してからすぐにメールが来て『次もまたぜひ!』と言ってたのですが、私のほうはさほどタイプでもなく、かといって完全にナシってワケでもない。
だから、フミコのほうから来てくれるなら拒まずという態度で臨んでいました。
なので、その後フミコ以外にも出会いを探し回っていて、フミコと知り合って2ヶ月ほどでサツキと知り合って付き合うことになったのでした。
そして、サツキと付き合ってからも一度だけフミコから連絡があって、それは二度目のデートの提案でした。
その頃、サツキへの申し訳なさがある一方で、万一サツキと危なくなった時の保険としてキープしておきたい下心があり、完全に断るのではなく『いつか行けたらいいね。』ぐらいに返したと思います。
それからはフミコも私も互いに連絡を取ることはなく、そうこうしているうちにサツキと破局する羽目になったのです。
サツキは私にとって超絶タイプで、それもサツキからのアタックで付き合ったわけだから理想的過ぎる流れでした。
ゆえに、それが失われたときの喪失感も大きく、すぐに取り戻したい気持ちが現れて片っ端から新しい出会いを探したのですが、実は、サツキと別れてすぐにフミコの存在を思い出していました。
だけど、それまで放置しておきながらこうなった時に急に連絡を取るのも如何なものかと、自身の良心がとがめていたんです。
しかし、新たな出会い探しも思うように実らず、ついに魔が差してフミコに連絡してしまいました。
内容は、他愛のないこと。
もちろん、サツキの存在は全く仄めかさず。
しかし、フミコからは一切返事がありませんでした。
送った後にエラーで返ってくることもなかったので、メールはちゃんと相手に届いたはず。
その様子から、意外にも冷静に私はすぐに悟りました。
と。
フミコは知り合った当初は私のほうが優位で、サツキとの知り合うことがなければ付き合えたと思います。
しかし、人間の気持ちは時々刻々変化するので、どんなに気持ちが盛り上がっていても、数ヶ月もの間何もなければそれも消滅します。
特に、女性だったらなおさら。
ましてや付き合ってもいない男性のことをいつまでも同じ熱量で追いかけてくるなんてあり得ませんから、他の女性と付き合いながらのキープなんて都合の良いことはできないと学習しました。
当てつけで付き合った結果どうなる?
と言いながらなんですが、当て付けで付き合った経験はないので何とも言えないのが正直なところ。
しかし、私や知り合いのミヒロが当て付け未遂した相手に対しては、(付き合うことが)ダメだと分かってからその後追いかけようという気持ちは微塵も起こりませんでした。
まぁ、上手くいかずに舌打ちしてはいましたが(笑)
だから結局、その相手への気持ちなんてそんなモンだったわけですから、仮に付き合えたとしても自分の気持ちが全く盛り上がらないか、相手に感づかれるかのどちらかで、遅かれ早かれ破局することは間違いなかったと思います。
付き合っていた相手に別れを告げられ、路頭に迷っていた時は盲目でしたが、そんなキッカケで付き合っても決して幸せにはなれなかったと思います。
あてつけをせずとも気持ちに踏ん切りをつけるには?
当てつけようとする相手のことは決して好きじゃない。
そのことはよく分かっていたけれど、当て付けでもしなきゃ気が済まない理由がたくさんあったから、好きでもない相手とくっついて自分の気持ちをごまかそうとしました。
だけど、例えフラれても気持ちに踏ん切りがついていればそんなことでごまかす必要なんかありませんよね。
そんな方法があったらそれがベストなんですが、唯一、【しばらく恋愛から離れる】ことがそれにあたるんじゃないかと思います。
”離れる”とは、
- 恋活、婚活を休む
- 恋愛の話をしない
- フラれた相手の話をしない、一切思い出さない
- 恋愛がらみの記事を読まない
- 異性とつるまない
- 恋愛話をしてくる友人らと距離を置く
などなど、少しでも恋愛につながりそうな要素から完全に切り離してしまうことです。
ただ、あなたの気持ちが落ち着くまでこういうことを完璧にやり続けるのはかなりの難題…
だけど、私が思うにこれがベストであり、早く気持ちに区切りをつけるにはこうする以外にないのです。
だから、完璧でなくとも6~7割程度できればOK ぐらいに考えておくのがちょうど良いでしょう。
そういうことを考えるだけでも頭のメモリーを消費するので、ひょっとしたらそれだけで恋愛のことも、フラれた相手のことも忘れてしまって知らぬ間に気持ちが軽くなってた!なんてことだってあり得ます。
馬男のここだけ押さえて!
付き合っていた相手にフラれ、辛すぎる気持ちをごまかすための当て付け愛。
その相手のことが好きではないのは重々承知なんだけど、ついその人と関係を持とうと躍起になってしまう。。
こういうことは圧倒的に男性に多く、
- 心の底から相手を好いていたから辛い
- プライドが傷つきそれを埋めたい
- ヤレる相手を失った辛さ
が主な理由でしょう。
ただそれも、男性側に気持ちの区切りがつければ解決する話であり、フラれて傷ついた後はしばらく恋愛から離れることがポイントです。
恋愛は身近で起きていることなので100%避けることは出来ないけれど、出来る限り切り離せるならそうしたほうがベストです。
いずれにしても、当て付け愛は時間と労力、そして何より貴方の魅力をムダにします。
つまりは、ピンチな時こそ男性としての真価が問われるということです。