ただし、努力は必要です。
その努力の第一弾として、見た目・ファッションが思い浮かびますね。
”隠キャ”というのは、話し方や立ち居振る舞いなどのことを差すことが多いですが、パッと見た感じからしても隠キャだと分かってしまうこともあります。
なので、隠キャが恋愛するにはファッションは重要なポイントなのです!!
という人でも安心して頂けるように、隠キャでもウケやすいファッションをワンポイントに絞ってお伝えします。
あわせて、隠キャがやりがちな失敗するポイントもお伝えしていきますので、この記事を読み終えるころにはファッションセンスを磨く第一歩を踏み出すのに迷いがなくなることと思います。
隠キャでもウケるファッションがある!
服装だけで印象を簡単に上げられる!
この節では、ファッションを考えることがいかに重要なのかを、私の体験をベースにお伝えしていきます。
別の記事で紹介したとおり、杉間馬男はドケチです!
ドケチゆえに、服装には全くカネをかけませんでした。
また、幸いなことに(?)、私は高校生ぐらいから身長が止まったのをいいことに、そのときに買った(買ってもらった)安い服を何年も着ていました。
実は・・・
今でも、中学生から着ているパジャマを使っているぐらいです(笑)
それがあって、かなり貯金はできましたが・・・
それはさておき、そんな自分にも転機が訪れて『このままではヤバイ!』と奮起し恋活を再開させたのが26歳の頃。
髪型もあわせてチェンジしましたが、服装もそのとき初めて自分の意思で選んで買ったのでした。
それまでの服装は?というと、
- 親や親戚のおさがりの地味色のセーターにベストという、昔のタクシー運転手のような恰好
- 夏はサイズの大きすぎるTシャツ
(さすがにヨレヨレのは着ませんでしたが…) - 下は紺のジャージで出かけることもあり
こんな感じでした。
私の場合、その時の流行とかが全く分からなかったので、
まずはトップスを白シャツ、ボトムスを黒綿パン
というように、きれい目を基本としました。
きれい目がどんなものか、詳しい話はこの後でお伝えしていきますね。
もちろん、出会いの場に行かなきゃ始まらないんですが、できるだけ自然な形の出会いが良かったので地元で活動しているサークルに入りました。
そのサークルには知り合いはいなかったので、昔の自分の姿を見せることなく服装と髪型両方をイメチェンした後の姿しか皆知りませんでした。
目当ての女子メンバーも数名いましたが、そのうち2人から好意を持たれることになったのです。
1人は人妻だったんですが、私が最初に入ってきたときからちょっと気に入っていたようで、別の女子からは、『あの人、杉間くんのこと気に入ってるようだけど、人妻だから気をつけたほうがいいよ。』と注意されたぐらい。
正直、私のほうもタイプだと思っていたので、『人妻じゃなければ…』と唇をかみしめていました(笑)
もう1人は20歳近くも年上のメンバー。
自分としては年齢的にキツかったので最終的には何もなかったんですが、彼女の場合はジワジワと好意を持つ感じでした。
最初の頃こそあまり会話を交わさなかったのですが、イメチェンしたとおり話し方もできるだけ爽やかに接していて、だんだん『好かれてきたんだろうな。』という実感がありました。
そのことはサークル内の別の男も感づいていて、『杉間!お前モテモテだな(怒』と妬かれるぐらいに。
ある年の瀬にサークルで忘年会が開かれたんですが、ちょっと無理をして飲み過ぎフラフラになったところを彼女が介抱してくれていました。
※ほとんど覚えてませんが…
そのサークルに入って以来、いわゆる”モテ期”みたいなのが来たんですが、それまでそういう経験は一切ありませんでした。
誰しも人生で3回ぐらいモテ期が来ると言われていますが、それはあくまで都市伝説であって、最低限の努力なくしてモテ期は来ないと思っています。
その最たるが見た目。
中身も元々何か持っていたのかも知れませんが、その頃全く女性慣れなんかしていなかったし、話すときもアガり気味だったしで、見た目の印象以外には何も変えていませんでした。
その経験を通して、見た目の印象も重要だという気付きがありました。
【男は中身だ!】
というのは半分正解で半分不正解です。
特に周りから隠キャの烙印を押された人が見た目に無頓着なのは、恋愛においてはかなりまずいでしょう。
無難かつ万人ウケしやすいファッション
じゃあ、隠キャがどんなファッションを身にまとえばいいのか?
結論から言えば、
きれい目系
がベストです!
ヒップホップ系やお兄系などたくさん系列がありますが、それらは一部の女性には大ウケするものの、当たり外れが激しいイメージです。
一方で、きれい目系だとメチャクチャ特徴があって特定の誰かにヒットするようなことは起こりにくいですが、ほぼ全ての女性から70点ぐらいのまずまずな評価が得られるのではと思います。
初めはできるだけ間口を広げる意味でも、万人ウケしやすいファッションということで、きれい目系をオススメしています。
単語を聞いて『清潔感がありそうだ!』という想像はつくかも知れませんが、どんなファッションなのかわかりづらいかと思います。
考え方は人それぞれなんですが、私の考えを言うなら、
スーツとカジュアルがうまくミックスした感じ
だと思っています。
スーツほど仰々しくもないし、ラフというわけでもない。
シンプルと言われればシンプルですね。
ただ、Tシャツにデニムもシンプルですが、ちょっと質素ですね。。
なので、季節ごとの基本の型は、
〈夏〉
- 半袖シャツ(明るめの色)
- 綿パン(カーキ色、または濃いめの色)
(出典:男前研究所)
〈春・秋〉
- ロンT(明るめの色)
- テーラードジャケット(紺がベスト)
- 綿パン(濃いめの色)
(出典:プロが教えるファッションコーデ術)
〈冬〉
- タートルネック
- チェスターコート(黒がベスト)
- デニム
(出典:メンズファッションスクール)
となります。
もちろん、これ以外のコーデもたくさんありますが、何から手をつければいいか分からない場合は、これを模範解答にしてみれば間違いないでしょう。
今までファッションに無頓着だった人は、服装を変えただけでイメージがかなり良くなり、まるで鉄の鎧をまとったかのような気分になります。
ただ、やはり注意点もあるので、それは次の章で説明していくことにしましょう。
隠キャがやりがち!服選びで失敗するポイント
というわけで、隠キャがやりがちな失敗ポイントに絞ってファッション選定時の注意点を説明します。
イメチェンした”つもり”
人間、服装でも何でも慣れたものが一番です。
というのも、人間はもともと変化を嫌う動物なんです。
というカタイ話はヌキにして、要は、
イメチェンしたつもりが、イメチェンできていなかったパターン
です。
服装を変えれば、ほぼ必ずイメチェンしたことに対して周りからの一言があります。
イメージ変わった?
みたいな具合に。
もし、誰からも何も言われなければイメチェンは失敗でしょう。
そんなときは、具体的に何を変えたのかを振り返ってみましょう。
- 単純に色だけを変えたのか?
- 同じ隠キャの知り合いにアドバイスを求めて、それに従ったのか?
それかもしくは、イメチェンする前にビフォーの写真を撮っておいて、イメチェン後にその写真と見比べてみると良いでしょう。
調子に乗りすぎ
次に、これは私も陥ってしまったパターンなんですが、イメチェンして周りの反応が良くなると、向上心が出てくるんです。
それ自体は良いことなんですが、あまりに嬉しすぎて暴走気味になってしまったのでした。
具体的には、きれい目系から若干外れてちょいワルなVホスト系になってしまったんです。
トップスを明るめにしてボトムスを色濃くというのがきれい目の基本で、私の場合は若干フォーマルっぽく白と黒がいちばんしっくりくるスタイルでした。
その形にジレ(ベスト)を羽織ると、まるでバーテンダーのような風貌に仕上がり、隠キャ⇒夜のモテ男へ変身した気になれたのです。
特に昔の私のように、それまで一度も服装を気にしたことがなかった人が目覚めると、こんな風になりがちです。
ただ、この時点で変わったのはあくまで見た目だけなので、中身や会話の様子が変わったわけではありません。
ホストみたいな風貌になってしまっても、ホストのような饒舌な会話にはなっていないので、相手に対してそこでギャップを感じさせてしまうことになったのです。
あくまで、やり過ぎには注意ということですね…。
同じ色の組み合わせばかり
続いてやりがちなのが、同じ色ばっかり着てくるというパターンです。
自分で服を選んでそれがウケた。
周囲の反応が良い方向にガラリと変わった!
まるで、ナントカの一つ覚えみたいな感じになってしまっていました。
私も当時付き合っていた彼女に、
と、面と向かってツッコまれたことがありました。
気付けば、イメチェンして以来色味のある服を着たことがありませんでした。
その時すでに付き合っていたこともあって、さすがにそれが原因で別れるまでにはならなかったのですが、まだ知り合って間もない人が相手だと、最悪の場合、何日も同じ服を着ているとも思われてしまいます。
そうなったら、不潔に思われてしまうことと同じなので、せっかくイメチェンした努力が水の泡です。
先ほど紹介した例では、トップスは明るめ、ボトムスは暗めの色を選ぶのが基本でしたが、その基本を守りつつ色のバリエーションは増やしていったほうが良いですね。
まとめ
見た目の印象からしてもその特徴が何となく分かってしまう”隠キャ”。
せめて見た目だけでもそこから脱しないと中々恋愛は実りにくいということで、万人ウケしやすいファッションの模範解答と、隠キャがやりがちな失敗ポイントをお伝えしてきました。
一度も自分で服を選んだことがない、今までファッションには無頓着だった、という人はここでお伝えしたことをベースにして一度自分の意志でファッションをコーディネートしてみてください。
そうすると、周囲の反応は良い意味でガラリと変わり、あなたから見える世界も一層違ってきます。
もちろん、ここでお伝えしたことはファッションに目覚めるキッカケとなる第一歩ですので、さらに極めたい場合はファッション雑誌などを購読して研究してみるのもアリでしょう。