結局そいつに取られたまんまだったよ。。
そりゃ災難だったね。。
出会いイベントに行ったときのことで、ちょうど向かいに座ってた女の子が誰とも話さずポツンとしてたから、私が声かけたんだよ。
そしたら愛想よく応えてくれて、そのまま自分のペースに持ち込もうと思ったんだけど、彼女の横にいたサラリーマン風の男が途中から割り込んできてね…
私も悔しかったから、取り返せるチャンスをうかがってたんだけど、そいつの話がなかなか止まらなくて、私の入るスキがなくて諦めたんだ。
その男は一部始終見てて、(女取られたんだな。可哀想に)って思ったんだろうね。
なんだかそう言いたげな顔してたよ。
僕らにはハンデがあるし、どんなに恋愛の勉強をしても太刀打ちできないことってあるでしょ?
だけど、そういう時にできるだけ印象を下げないような振る舞い方ってできないのかな??
私も当時のことを振り返って、話し相手の女性を取られた時にあからさまに困った様子してたと思うから、周りから見たらダサかっただろうし、もうちょっとスマートに出来たんじゃないかって考えたんだ。
今回は、そんな私の反省記録だよ!
話に割り込まれて女性を取られた…そんなときにスマートに見える振る舞い方
さて、私が犬太郎くんに話したように、話し相手の女性を横取りされることに完全な対策はありません。
女性は自分の感情に正直なので、女性自身が面白い!興味深い!って風に何らかプラスの感情になれるものに自然と寄っていってしまうんです。
そして、女性の興味・関心を惹くモノを持った男性は言わずもがな女性を引き寄せられる。
その引き寄せの強さは一朝一夕に身に付けられるものではないので、潔く負けを認めないといけないときもあります。
そんなときに、カッコいい負け方というのがあるので、それを説明しましょう。
わざとらしくキレる素振りをする
もちろん、本気でキレるのはカッコ悪い行為ですから、あくまで”わざとらしく”。
相手にもそれがネタだと分かるぐらい大げさにするのがポイントです。
例えば、
というように、キレると同時に相手の女性をいつの間にか【自分の女】ってことに仕立てあげることで笑いも誘えます。
結果、本気でキレたわけでなかったことも伝わる。
やはり、冗談であれキレているところを見せるわけだから、その態度が本気に捉えられて空気が凍りつくリスクもありますから、最大限気を付けたいところ。
完全にオリジナルなセリフだと冗談が伝わりにくいので、その時流行っているドラマとかのセリフに乗せるのがベターです。
かなり正直に悲しがる
続いて、悲しがる作戦。
キレるのはリスキーだけど、それに比べればリスクは低いのでやりやすいと思います。
せっかくイイ感じに話をしていたところに割り込まれて話し相手を取られたら、やっぱり悲しくなりますよね。
その気持ちを10倍くらい大げさに表現するんです。
両手で頭を抱えながら時に泣きマネを交えて気を引きます。
続けて、
で、何話してたの?
ってな感じに、半分強引に輪の中へ入っていきます。
そもそも横入りされたんだから、こっちだってある程度強引にやればいいんです。
そして、わざとキレるにしても、悲しがるにしても、それで話の輪の中に復帰できたときに何事もなかったかのように振る舞うとより確実に冗談だったことが伝わり、場の空気を壊さないで済みます。同時に、あなたも冗談を言うキャラになれるので、その後冗談を交えた会話がしやすくなります。
冗談を言えるかどうかは仲良くなる上で欠かせませんから、そういうキャラを打ち出す意味でも有効です!
主導権をライバルに譲って聞き役に回る
自分で言っておきながらなんですが、先ほど紹介した方法は多少の荒っぽさがつきものです。
なので、抵抗を感じる人も少なくないでしょう。
まぁ、うまくいけば話し相手の女性を取り返せる方法だから、ハイリスク・ハイリターンなイメージですね。
それらに比べれば、これから説明する方法はリスクは低いですがリターンもあまりない。
それが、話の主導権をライバルに渡してしまうことです。
ちなみにこの方法、私のようなASD持ちにはおあつらえなやり方なんです。
ASD(自閉症スペクトラム障害)の人の多くは他人に関心を示せないゆえ、二人きりで会話してても盛り上がらないことが多い。
ゆえに、むしろ会話するほどリスクになることが少なくありません。
それだったら、ライバルに会話の主導権を取ってもらったほうが盛り上がるし、あとはついていける話題にだけ乗っかればいいからラクです。
すなわち、話に割り込まれて相手を取られたこをが逆に好都合な状況に変えるってことです。
それだけでなく、ライバルに主導権を握らせることでライバルの話し方やトークの流れなどを見取り稽古することもでき、学んだことをあなたの会話に落とし込めばスキルアップにつなげることができます。
さらには、その時の話の流れに乗りながら元々狙っていた女性へ近づくことも^^)
色々とメリットもありますが、言うまでもなく場の空気をライバルに任せっきりにするのはダメですから、少なくとも相槌を打ってあなたの存在感は失わないようにしましょう。
他の話し相手を見つけて静かに去る
話し相手を取られたとき、先に話したことをやってみて話の輪の中へ入り込めたら万々歳でしょう。
しかし、紹介した方法は100%ではないですから、何をやっても蚊帳の外のまんまだってことも珍しくありません。
それなのに、ムキになって特定の話し相手に執着していては、”一途”というより”見苦しい”イメージになってしまいかねない。。
なので、先に紹介した方法も駆使しながら他の女性にも目を向けておき、ポツンとしている感じで話しかけていけそうな相手がいればサッとそっちへ移ってしまいましょう。
先ほどまで紹介した方法は、話し相手を取り返せられればラッキー!ぐらいに留めておくのが、周りの印象的にもあなたのマインド的にもベストかなと思います。
割り込まれて話し相手を取られない方法!
話し相手を取られて悔しいなら、初めからガードをガッチリさせておき、できるだけ取られないような工夫もしておくと良いでしょう。
これも100%は有り得ないですが、自分的に有効だと思うものをピックアップしてみました。
存在感を出す
最初に当たり前なことですが、割と多くの人が意識できていないこと。
それが、
存在感
です。
居るか居ないか分からないような人は、ライバルがやって来たときにそいつに存在感をかき消されてしまい、ぜ~んぶ持ってかれてしまうことになります。。
そうですね。
自分のことを客観視するのってなかなか出来ることじゃないし、そもそも”存在感”とは?存在感のある人とない人の違いは?と訊かれてもなかなか言葉で説明できるモンではありません。
だけど、ひとつだけ意図的に存在感を高められるものがあって、それが
声の大きさ
です。
声のボリュームに気をつけて、通る声で話すこと。
ボリュームといっても、場にそぐわないような大きな音量で話してもドン引きされますから、あくまであなたの声を確実に相手に届ける意識で話します。
- 女性と話すときに何度も聞き返される
- 話をしていても相手がほとんど自分のことを見ておらず別のことを気にしている
相手にこんな行動が見られたら、あなたの存在感は怪しいでしょう。
婚活パーティーなどのリアルな出会いの場は周りがガヤガヤしていることが多く、声の音量に気を付けないと埋もれてしまいがち。
声は耳からの存在感につながるものですから、話す内容よりも大事なことです。
声の聞き取りやすさは外見以外に簡単に印象を上げられる要素でもありますし、ここで減点を喰らうと後々苦しくなります。
面白い話をする
って書くと難しいイメージですが、意外と簡単にできることを紹介します。
”面白い”というのは、松本人志のように盛大に笑いを取りに行くのではなく、リアリティーのある話をするということ。
どういうことかって言うと、誰しも生きている限りは『何もなかった』なんてことは有り得ません。
必ず”何か”はあったはずだから、それを話すんです。
どうでしょ??
こういう話なら出来ると思いませんか?
はい!
実は、【面白い】って言葉の意味はかなり広くて、人の感じ方もしかり。
わざと面白くした空想の話もストーリー性に長けていればすごく引き込まれますが、それよりも、こういったより現実に近い話題のほうが興味を持たれやすいんです。
なぜなら、相手にもいずれ起こり得るかもしれない話だから。
人間にとって一番興味がある事って、実は自分のことなんです。
ゆえに、より自分にとって身近な話であるほど興味を持たれやすいというわけです。
そして興味を持ってもらえたら、ライバルが横入りしてきてもそっちへ流れにくくなるってことです。
ツカミのネタを隠し持っておく
ツカミのネタとは、相手に軽く『えっ!?』『すごい!!』と思わせることを持っておこう!という話で、ピンチの時に出す最終兵器のようなイメージです。
具体的には~
- 道具なしでできる手品
- カラオケの十八番
- 奇抜な趣味
- 自慢できる年収
- 難関資格を持っていること
など、一瞬で相手の興味を惹けることや平均的な人ではできないことを、ここぞ!というときに出し、相手を良い意味で驚かせるのです。
ただこれは、不利な状況の時に使うモノですから、いわゆる一発屋になりやすいんです。
つまり、ネタを出したその時は振り向いてくれるけど、後が続かない…みたいな。。
だから、これをメインにするよりは先ほど話した2点をしっかり押さえるほうがベターてす。
絶対やってはいけないこと
最後に、話し相手を取られたときに絶対やってはいけないことをお話しします。
これが守れていないとあなたの印象を下げてしまうことになるので、しっかり押さえておきましょう。
浮かない顔で黙りこむ
言うまでもないかも知れませんが、話し相手を横取りされたときにあからさまに浮かない顔をしてダンマリしていると、負け負け感が表に出てしまいます。
そういう場面でショックなのは誰しも一緒だけど、ただダンマリするだけでなく聞き役に回って相槌を打ちながら楽しそうにしているほうが印象がマイナスになりにくいだけでなく、ライバルの動きが観察できる点でもメリットです。
あからさまにライバルを拒否すること
そして、話し相手を取らせまいと躍起になったがために、他の男を寄せ付けないような態度も考えものです。
具体的には、
- 横入りしてきたライバルの話の腰を折る
- 物理的に入らせまいと身体で邪魔をする
- 横入りしてきたとき/されそうになったときに声が大きくなったり話の核心を急いだりする
などの行動です。
せっかくイイ感じなところ横取りされたくないのは痛いほど分かりますが、周りから見たらその必死さが見苦しく映ってしまうんです。
結果、話している相手にも悪い印象が残り、その場でつなぎ止められたとしても後になって接点が切れてしまうことにもなります。
馬男のこれだけ押さえて
女性とマンツーマンで話している時に横から別の男が入ってきて、そのまま持ってかれた…
私も幾度となくそういう経験があったし、その度に自分の無力さを思い知って落ち込む。
そして、悲しいかな完全な対策もできない。
だから、負けを認めないといけないこともあるけれど、カッコいい負け方があって、
- わざとらしくキレる素振りをする
- かなり正直に悲しがる
- 主導権をライバルに譲って聞き役に回る
- 他の話し相手を見つけて静かに去る
でした。
特に最後のはライバルの見取り稽古をして自分の行動にも落とし込んでいければスキルアップにもつながる。
それができれば、もはや”負け”なんかじゃありません!
とはいえ、ある程度は話し相手を取られないような対策もあって、
- 通る声で話して存在感を出す
- リアリティーのある面白い話をする
- ツカミのネタを隠し持っておく
について説明してきました。
これだけ押さえていれば、たとえ話し相手を取られたとしても悔やむ必要はありません。
あなたはベストを尽くしたことになるから、あとは自然にご自身がスキルアップしていくだけです。
しかし、そんなときに絶対にやってはいけないことがあって、
- 浮かない顔で黙りこむ
- あからさまにライバルを拒否すること
でした。
繰り返しますが、出会いの場で話し相手の異性を取られてしまうことを100%防ぐことはできません。
やっぱり初対面同士だから信頼関係が出来上がっておらずインパクト勝負になりがちなので、ある程度は仕方ないと割り切ってしまったほうが気がラクです。
特定の相手にばかり執着せず、色んな女性と浅く関わったほうが視野も広がってチャンスも増えるでしょう!