恋活・婚活の出会いの場のひとつにお見合いパーティーがありますが、それを利用しようとしている男性の中には、『こういう出会い方って、チョット恥ずかしい…』と尻込みしている人も居るかと思います。
何を隠そう、自分もそんな風に思っていた側の人間だったんです。
特に、恋活を始めたての頃は若かったゆえに出会い方にまでこだわりを持っていて、ただでさえ上手くいかなかったのに余計に可能性を狭めてしまっていました。
しかし、私が恋活・婚活をしていた頃からお見合いパーティーはわりかし主流になってて、自分が思っていたよりもそこで出会って結婚した人が多くいたことに驚き、そのことを知ってからは自分でも驚くほど考え方が変わったのです。
今回は、私が『お見合いパーティーは恥ずかしい…』と思っていた要因と、恥が吹っ切れたキッカケになった意外な調査結果の根拠を示し、『お見合いパーティーは、恥ずかしいものではない!』ということを感じて頂こうと思います。
また、オススメの出会いからもあわせて紹介していくので、記事を読んだ後に『それでも吹っ切れない・・・』という方は参考にしてみてください。
お見合いパーティーで結婚するのは本当に恥なのか?
私が恥ずかしく感じていた要因
結論から言うと、
いかにも出会い臭いのがカッコ悪い
からだと思っていました。
20代後半の頃、ちょっとマイナーなSNS経由で社会人サークルに入っていたんです。
そのSNSは色んなカテゴリでサークルを立ち上げることができ、参加者側も気になったサークルを探して主催者に問い合わせて入る形式のサイトでした。
スポーツや楽器など様々なサークルがあって、出会いを主目的としたものもありました。
SNSなので他の人のページなども自由に見ることができ、各個人が何のサークルに入っているのかも分かる仕組みになっていたんです。
私が入っていたサークルでも、何人かはそういった婚活サークルと掛け持ちしていました。
失礼ながら、その人たちとしばらく接していると、『彼女(彼氏)いなそうだな…』という雰囲気が伝わってくるような人ばかりで、そういう現実があったので、元から出会いを目的にしたところって、モテない人の集まりみたいなレッテルを勝手に持っていたんです。
かくいう私も、サークルに入ったのは出会い目的だったんですが、いかにも出会いのニオイがしないところで自然に出会いを見つけられたらという魂胆でした。
また、その頃『出会い系サイトには手を出すまい!』と考えていて、その理由としても、
というように、偏見を持ってしまっていたのです。
逆のパターンで、一度だけ場違いなパーティーに行ったことがあって、当時自分だけ20代で周囲は30代以上のバツイチがほとんどだった会の時がありました。
その時は『来るトコ間違えた…(泣』と思ったんですが、そこに参加してた一人の女性が、
あなたぐらいの若さだったら、普通に出会い探せるんじゃない?
と、嫌味なのか何なのか分からないようなことを言われたんです。
その頃はまだあまり成果が実っていない時期だったので、気持ちとしては複雑でした。
それはさておき、その女性の一言からしても出会いの場にはそれぞれその場に”適した”人が居て、その時参加した場所はバツイチで年齢もそこそこ召した人が集まるところだったというわけです。
※ちなみに、主催者が提示した参加条件は30代以上のバツ有のみとは書かれていませんでした。
ただ、募集欄に『バツ有OK』と大きく書かれていたので、そういう所にバツ有男女が多く集まってくるという自然な流れだったのでしょう。
当時は、バツ有NGの場所が多かったので、そういう人たちが来られる出会いの場が限られていたんです。
リア充だったら、学校や会社、習い事、スポーツジムなど、出会いが主目的でないところから自然に良い人を見つけられるので、そういう人たちと比べてしまうことがこうした”出会い方差別”につながっているのではないかと考えています。
お見合いパーティーも、最初から出会いを求めてきた男女が集まるところなので、その偏見のターゲットになってしまっている、というのが答えなんだと思います。
紹介したのはあくまで、私が『恥ずかしい…』と思いこんでいた理由なので、あなたはまた別の理由でそう思っているのかも知れませんね。
しかし、どんな理由であれ、
- お見合いパーティーを利用している人が多いこと
- リア充でも普通にお見合いパーティーに参加していること
ということが分かれば、恥ずかしい気持ちも少なからず解けてくるのではないでしょうか?
次の節ではその根拠を示していきますので、きっとそれを感じ取って頂けると思います。
お見パで結婚した男性の割合
さて、恥ずかしいと思われている出会いの場、お見合いパーティー(お見パ)で実際に成婚した男性はどのくらい居るのでしょうか?
婚活の実績を調査した結果が公表されていたので、紹介しましょう。
(出典:ブライダル総研)
婚活アプリ推しのサイトからの引用なのでこのような形になっていますが、その調査結果によると約18%の人が婚活パーティー(お見パ)で成婚しているという結果でした。
習い事、SNS、趣味の交流会など出会い臭くない出会い方の場合、それら全て足し合わせても婚活パーティーの割合には及ばないくらいの結果だったんです!
2018年の調査結果ですが、他にも結婚相談所や婚活アプリなど、最初から出会いありきの場所で出会って結婚した人がかなりの割合でした。
しかも、この調査結果はあくまでそこで知り合って結婚した人に限っていますから、”利用したことのある人”にまで広げればもっと多いはずです。
この結果から、最初から出会いを目的にした場所で出会っても恥ずかしくないし、むしろメジャーであることが分かりますよね?
お見パに参加する人は男女とも高スペック
”高スペック”というと上からな印象を与えてしまうのですが、本当にそのようにしか表現できないぐらいなのです。
私ももちろんお見パには何度も行ったことがあって、毎回違う業者が主催しているところにお邪魔したわけなんですが、どこへ行っても、
そう思うぐらいの女性がワンサカ居たんです。
一方で、男性も同じです。
私が通っていたパーティーでは、前半が終わった時点で男女お互い気になった人を投票(?)するシステムがあって、得票したら投票者(異性)の氏名・連絡先が書かれたカードを直接受け取るんですが、それを何枚ももらっている男性が必ず一定数居たんです。
そのことからしても、男女とも”残り物ばかり”なんてことはない事実が分かりますよね?
結局それは、どこの出会いの場に行っても傾向は同じなんです。
だって、例えば”リア充しか参加権利のない出会いの場”なんてあり得ませんよね。
誰でも参加権利がある以上は、どんな人が集まってきてもおかしくないんです。
『お見パで出会うのが当たり前』という声は多い!
これまでの話は、杉間馬男は出会い臭い場所で出会うのがどうかと思っていたから恥ずかしい、というように理由を最初から仮説立てた上で話を進めたところがありましたが、いずれにせよ、お見パで出会うのが当たり前の世の中だったら、そこに恥ずかしいという概念すらありませんよね。
すでに、お見パで結婚した男性は18%も居ることを説明してきましたが、その時点で割と世の中では当たり前になって来ているんじゃないかと私は思います。
じゃあ、世間の人たちは実際にどう思っているのか?
ちょっと、意見をのぞいてみたいと思います。
婚活パーティーのイメージを教えてくれませんか?独身の30代前半です。
参加する人はとても勇気のある人だなと思います。
恥ずかしくて参加出来ないと思います。
でも職場、友達、友達の知り合いの異性から相手にされない人の集まりなのかなと思ったりします。
参加するのだったら職場とか異性にアプローチした方が早いと思ったりします。私からすると友達の紹介も婚活パーティーも同じです。紹介するのか友達か業者かってだけ。
友達に紹介した事有りますけど結構面倒なんですよ。変な人は紹介できないし変な人で無くても合う合わないは有ります。上手く行かないとフォローしたりふられた側は慰めたり気を使うし下手したら友達との関係も微妙になります。ただただ善意で紹介しているだけなんですけどね…。
なので私は友達から紹介してもらう事は考えませんでした。婚活パーティーなら後腐れ無いですから。
職場も同性がいない、独身がいない会社なんて沢山有りますよ。>職場、友達、友達の知り合いの異性から相手にされない人の集まり
こういう人もいるのは確かでしょうけど一定量良い人もいるって印象です。その上位数名同士でカップルになるって感じかな。そこから漏れた人たちは良い人がいなかった~と言って帰る感じです。(出典:Yahoo知恵袋)
婚活パーティで知り合いましたというのってちょっと恥ずかしい気がするんですが、皆さんはどうやって披露宴とかでいってるんですか?知人にキャバクラや風俗で知り合って、結婚式をあげた方がいますが、全く問題にならないくらい式はスムーズにいきましたよ。あまり周りの目を気にしないことですね!
幸せなら、それでいいじゃないのかなと。。
(出典:Yahoo知恵袋)
@ONNASEME
左近は婚活パーティー行くの何か恥ずかしいし、未成年だしっていう妙な真面目さを発揮して参加しなさそう。でも柚南おねーさんが参加するの見たらちょっとモヤる。— 春野風見 (@haru_kazami) March 21, 2020
個室の婚活パーティーなら1人でも恥ずかしくないかな、こっそり行って確実に仕留めなければ☆
— しろ (@n0uvel_empl0ye) July 13, 2017
ね!これ、みると、婚活パーティーも、婚活アプリも今の時代当たり前なんやーって!
↓↓↓婚活ナメてる? 現実を見ないタイプの40代だから? アジアン隅田さんの婚活ネタに苦言を呈します!(村上れ以子) – 個人 – Yahoo!ニュース https://t.co/OojaHUlHoY
— 声優ピーピングライフバカップル女役等即興芝居声優&婚活中(背水の陣)山口県産 (@yukai1103) May 29, 2018
こうして見ると、本当に色んな意見があるんですね。
中には、お見パどころか風俗で知り合ったことを公表している人もいて、さすがにそれは驚きましたが、いずれにせよ、今の時代お見パが当たり前の風習になってきているんじゃないかと思います。
どうしても恥ずかしいなら、この出会いがオススメ!
そんな人は、出会いの場の選択肢からお見パを外すしかありませんね。
そこで、オススメの出会いの場ですが、やはり自然な出会い方ですよね。
- 学校、部活、職場
- 他校の文化祭
- 習い事、スポーツジム
(私の身の回りでは、社交ダンス、英会話、教習所で実績あり) - 社会人サークル
- BBQ
- 知り合いの結婚式
こういうのだと、かりに結婚して披露宴で馴れ初めを堂々と公表することができます。
ただ、出会える確率としてはあまり高くないのが正直なところです。
実際、私も社会人サークルに入ってそこに女子はいましたが、中には彼氏持ちや既婚者もいました。
当然ですが、出会いが主目的ではないですから、そういう人が来てはいけない場所ではありませんよね。
【出会いの場ごとの成婚者の割合】の所で説明したように、そういう場所で出会った確率は実際にも低めでした。
だとすると、多少出会いのニオイがする場所でも選択肢に入れないといけません。
最近では、お見合いアプリなど私が結婚後にできたサービスも色々はびこっているぐらいです。
それ以外にも、
- 街コン、山コン、○○コン
(オンラインもあり) - 合コン
- マッチングアプリ
- 出会い系サイト
- 出会い系居酒屋
- 結婚相談所
お見パは無理でも合コンならOKというように、全部が全部出会い臭い場所がイヤだという人はそうそういないと思うので、紹介した中で『これぐらいなら』と思ったものは積極的にチャレンジしてみてください!
ただ、出会いの選択肢を減らすということは、それだけチャンスを捨てているということなので、恥ずかしい気持ちをどうにか頑張って吹っ切り、チャンスを広げて欲しいというのが私の願いです。
まとめ
【お見合いパーティーでの結婚は恥ずかしい?そんな男性向けの出会い方は?】
と題して、お見パに参加するのがなぜ恥ずかしくなってしまうのか?私が思っていた理由と、それをぬぐい切るための根拠を説明してきました。
ひと昔前までなら、学校や職場など出会いを表向きにしていないところから男女が自然に出会って恋愛⇒結婚するといった流れが主流で、かつての私もそういうストーリーに憧れていたので、出会い臭い場所を嫌っていた側の人間でした。
しかし、改めて調べてみると、最近ではお見合いパーティーだけでなく街コンなど最初から出会い目的にした男女が集まる場所が主流になっていて、現在、お見パに限れば18%もの男性がそこで成婚している事実があります。
また、お見パに参加する男女も決して”残り物感”のある人ばかりではなく、パッと見かなり良さげな女性・男性も多いので、それだけでも参加することを恥じる理由がなくなりますよね。
ただ、どうしてもという場合でも、お見パが全てではないので色んな場所から出会えればいいかと思います。
結局、幸せな恋愛や結婚というのは、
どこで出会ったか?
ではなく、
どんな人と出会ったか?
なので。