以前から『近々会おう!』って言ってた女の子と昨日ようやくデートして、帰り際に相手が『一緒にプリクラ撮ろうよ!』って言ってきたから撮ったんだ。
しかもそれを相手からお願いしてきたから、てっきり脈アリだって思ってその子に告白したんだ。
そしたら、『ゴメン!そんな気はないんだ…』ってあっさりフラレたんだよ(泣)
女性って分からないもんだね…
2人でプリクラ→脈アリ!?杉間馬男のイタイ勘違い体験
あなたは付き合ってもない異性同士が2人きりでプリクラでツーショットするのをどう思うでしょうか?
ちなみに私は出会い系サイトで知り合った女性と2人きりでプリクラを撮ったことがあり、しかもそれを相手のほうからお願いしてきたんです!
と思ったけれど、それは大きな勘違いでした(泣)
犬太郎くんと同じパターンですね。
最初に、そんな私の悲しい体験記を紹介しましょう。
会うまでは超積極的!
当時ちょうどハタチになりたてで、その年の秋に24日だけ付き合ってたアサリ(仮名)にフラれ、寂しさを埋めるために出会い系を物色していました。
そこで知り合った何人かとデートしたけれど、私か相手かどちらかのお眼鏡に叶わなかったケースばかりで1~2回のデートでサヨナラなケースが続いていた時でした。
年が明けても懲りずに出会い系の物色を続けていたら、あるサイトでエミカ(仮名)という女性と知り合いました。
彼女は私が住む県内の専門学校に通うため、他県から出てきて一人暮らしをしているとプロフィールに書いていました。
そのサイトでは、確か年齢や体型などが公開されていて、そこを見る限り私のタイプに合致していそうだと思ったので、迷わずエミカにメールを出しました。
そしたらすぐに返事をくれて、その日から彼女とのやり取りが始まりました。
エミカは寂しいからなのか、サイトで私と知り合うや否やかなり頻繁にメールをくれて、それまで味わったことのない好感触でした。
それまでは、私のほうが連絡しないとラリーが続かなかったけれど、エミカの場合は彼女のほうからもバンバンとメールをくれたので、その頃から何だかイケそうな予感がしていました。
しかも、『会って遊ぼう!』というのも相手のほうから匂わせてきたので、私としては求められている感覚がすごく嬉しかった。
当時、アサリにフラレた傷心がまだ残っていましたが、それもキレイに忘れられたぐらいだったんです。
会ったときに得意のカラオケでアピール!そして…
やり取りを始めて1ヶ月ほど経った頃でしょうか。
相手が積極的だったこともあって、簡単に会う約束を取り付けられました。
それ以前までのメールのやり取りの中で、相手はカラオケ好きだということを聞いてて、私も当時からカラオケは大好きだったから、初デートでは二人でカラオケに行く約束をしました。
約束してからもエミカは私にリクエストしてくるなど積極的で、私もエミカがどんな娘なのかすごく気になり出したし、会える日が待ち遠しかったのを覚えています。
そして当日、私には足(バイク)があったのでエミカの住まい最寄り駅を指定して待ち合わせました。
そしてエミカと会ったとき、目を疑いました。
当時、出会い系で簡単に会える女性は外見レベルがそんなに高くない人ばかりだったから、その時思わぬ掘り出し物に驚いたとともに、やはり気持ちが舞い上がりました。
ドキドキしながらも約束通り近くのカラオケ店へ行き、1~2時間ほど2人で歌い込んでそろそろ時間になろうかという頃に相手のほうから、
と切り出され、何かと聞くと、
と頼まれました。
それも、私の目の前で神頼みのごとく手を合わせながら。
エミカのそういう様子からしても、私に対してある程度好意があると思ったんです。
ましてや、得意のカラオケで歌唱力を魅せつけた後でしたし(笑)
そして実際にプリクラを撮ったときも、エミカは満面の笑みで写っていて、本当に楽しそうな様子でした。
あんな娘が『一緒にプリクラ撮ろう!』だなんて、これ、間違いなくイケるよね?ね?ね?
解散した後の帰り道、一人で盛り上がっていました。
会う前後の温度差…
顔・身長・体型…
外見的な要素はどれを取っても高得点のエミカ。
そんな彼女とのデートは夢のようだったし、同時にエミカがアサリとの失恋の痛みを消してくれました。
言わずもがな、私はエミカにハマりこんでしまったんです。
その日は直後にバイトがあったので、解散して数時間はメールチェックができませんでした。
エミカもあれだけ積極的だったし、相手のほうからプリクラをお願いされたんだから何か(連絡が)あるだろうと期待してバイト終わりに携帯をチェックしてみましたが、エミカからの連絡はありませんでした。。
あまりに気になったのでセンターに問い合わせしても、メールは1通も来てなかった…
※30代以上の人はご存知な【センター問い合わせ】
軽く流行りましたよね(笑)
気になる人からなかなかメールが来なくて、『もしかしたらセンターで止まっているのでは?』と期待して問い合わせるってやつ。
エミカの時もさんざんやりましたね(笑)
話を戻すと、会うまでは相手のほうからもバンバンメールをくれてたのに、いざ会ってみたら途端にメールが来なくなった。。
イヤな予感はしてましたが、こちらからメールをすれば一応は返してくれるので、まだ可能性はあるのかなと思ってやり取りは続けていました。
面白いことを言えば『それ、面白いね!』と反応してくれるし、『また遊ぼう!』と言ったら『うん、また遊ぼうね。』と言ってくれる。
だけど、こっちからメールしなきゃ始まらない…
そういう関係が不利なことは当時から分かっていたし、何より会う前との温度差を感じていてそれが微妙に苦痛でした。
だから、会ってから数ヵ月はやり取りを続けていましたが、私もだんだん諦めモードになってきてメールを送る間隔も広がっていき、フェードアウトしました。
さらにその数ヵ月後、エミカと知り合ったサイトを見てみると、彼女が別のハンドルネーム(HN)で男性を募集しているのを見かけました。
HNも違うのでそれがエミカ本人だという確証はないけれど、自己紹介文を読むとエミカに酷似していたので、ほぼ間違いないと思いました。
だから、エミカとのチャンスはもう無くなったんだと悟り、
一緒にプリクラ撮ろうよ!=好意の現れ
は勘違いだったことにようやく気付きました。
エミカは一体どういうつもりだったのか?
これまで説明したように、エミカはそれまでの女性とは少し違っていました。
会ったときにプリクラツーショットを懇願されただけでなく、こちらから連絡さえすれば必ず繋がる。それまでに経験したことがないような好感触だったから、てっきり脈があるものと思わされたんです。
だけど、エミカの好感触は私の勘違いに帰した…
じゃあ、その時のエミカは一体何のつもりだったのか?
当時は皆目見当すらつかなかったけれど、ある程度女性経験を積んだ今のステージから当時を思い返し、『もしかすると、こうではなかったか?』という予測をお話ししましょう。
まずは一般的な意見
ネットの声を紹介したように、女性のほうからプリクラに誘ってくるのを脈アリだという人も居れば、プリクラぐらいで好意は判断できないと考える人もいて、意見は様々です。
確かにプリクラは半個室状態で、被写体の2人がきちんと写りこむためにはほぼ密接状態になるから、最初から生理的にムリ!と思われていればプリクラを撮ろうなんて言ってきません。
そして、付き合ってもない男性とプリクラでツーショットなんてナシだ!という女性も中にはいますから、プリクラ撮ろう=脈アリな場合も考えられなくはないでしょう。
ただその一方で、2つめの意見のようによく考えてみれば、プリクラと言えどあくまで写真を撮るだけでスキンシップはしません。
電車で女性の乗客がたまたま隣に座ってくるのと同じことですね。
あれも隣同士になると腿(もも)が密接することが多いけど、お互いに好意なんてありません。たまたま同じ車内にいた乗客同士なだけ。
なので、プリクラを撮ってくれたからといって、好意があるかどうかは微妙です。
あくまで、生理的に嫌われてはいないだけです。
それよりもむしろ、女性は【好き避け】といって本当に好きな男性には堂々と近づけない人が一定数います。
なので、そんな風に積極的に近づいてくるのは、女性側にある程度の余裕があるからと言えます。
だからエミカは、何の下心もなく単に杉間馬男とデートをした記念を残したかっただけだったのかも知れません。
初めは良いと思われていたが減点された可能性…
それから、当時の行動をよく思い出してみると、エミカとのデートは完全なる私の自己満足でした。
今のステージだったら絶対にしないだろうなという行動が目立っていて、
思い出すだけで目も当てられません。。
こういうことが積み重なって減点が溜まっていき、『ナシ!』になったことも十分考えられます。
男の品定めのため
おい男のプリクラ見ながら品定めすんのやめろ、ここは風俗の写真指名コーナーじゃないぞ
— きょん (@Kyonnn7_) September 12, 2010
男子校の場合、合コン行く前に男だけでプリクラを取る。相手も。それで予め品定めしておくのだ。だがプリ詐欺ってのもその頃流行ってだな。
— そこに愛はあるんか?🇺🇦 (@opera_paris_fr) December 6, 2012
繰り返しますが、エミカは普通にカワイイ!
なんであんな娘が出会い系で彼氏を探しているのか、不思議に思ったぐらいでした。
ゆえに、リアルで会った男たちは十中八九彼女にしたいと思うでしょう。
そして、悲しいかな外見レベルが高い女性は言い寄られることに慣れていて、男を選べるだけの実力があるし、きっとエミカもそうだったでしょう。
だから、デートした男性全員とプリクラツーショットを頼んでは写真を家に持ち帰り
なんて品定めしていたことも考えられます。
実際、エミカの時とケースは違うけど、合コン前に男性陣/女性陣で参加者全員のプリクラを撮り合って交換し、前もって品定めするのが軽く流行っていたのだそう。
エミカにとって、それと似たような感覚だったのかも知れません。
知り合って間もない頃にエミカのほうからすぐに会おうと言ってきたのも、男を品定めするためにさっさとコマを進めたかっただけだったとも考えられます。
馬男のこれだけ押さえて
プリクラの機械の中は半個室で、ツーショットで撮るときは距離が近くなる。
そうでなくとも、付き合ってもない異性とツーショットって、好意がなきゃやりたくないはず(と思っていました)。
それを女性のほうからお願いされたってことは、さらに脈が濃いんじゃないか?と当時は考えてたけれど、そうでもないケースがあることが分かって頂けたと思います。
少なくとも生理的な嫌悪感は持たれていないけれど、それ以上の好意があるかどうかはまた別のやり方でテストしなくちゃ分かりません。
いずれにせよ、女性の行動に一喜一憂するのは機会損失にもつながるし、プリクラ云々くらいで踊らされているようではまだまだ恋愛に不慣れな証拠でもあります。
そうならないためには、付き合ってもないうちから一途すぎる気持ちを持たず、『出会ってナンボ!』という意気で場数を稼ぐことに尽きます。
こんな風に心底思えるようになれば女性慣れしてきた証拠ですし、モテる男は総じてそんな考えです。