マッチングアプリで知り合った人がいて、初めの頃はけっこういい感じに進められてて向こうから誘ってくることもあったりしたんだけど、最近トーンダウンしたみたいで、こっちが連絡してもすごい素っ気なくて。。
それで、その人とはどれぐらい連絡取り合ってたの?
いい感じになってきたらそれ以上進めるのが怖いっていうか、『ずっと今のままがいい』って思って寝かせちゃうんだよね。
だけど、そんな風にせっかくのチャンスを逃してしまうこともある一方で、やり方によっては女性をその気にさせる媚薬にもなるんだよ。
それ、めっちゃ知りたい!!
進展させるのが怖いゆえに失敗した体験
こちらでも説明したように、私は当時ネット出会いを得意としていて、プロフィール文面にひと工夫加えたことで女性からの返信率が3倍にハネ上がり、実際に会える機会もそれ相応に多くなりました。
あわせて、自分自身の魅力値を最大限に引き上げたことで好意を持たれる機会も多くなったと実感しました。
しかし、いつもいつも最後には相手がトーンダウンして、付き合ったり関係を持ったりするまでには至らなかった(泣)
そんな期間が長く続いてたんです。
犬太郎くんと同じく、いい感じになってきたらそこで止めておきたいというか、今ぐらいのイイ感じを取っておきたいって気持ちに近かったですね。
一番みじめだったのが、ヤフーパートナーで知り合った同い年の女性とのこと。
彼女とは2回目に会ってあることをやって、
と好反応があり、その後向こうからメールをくれたりなどして順調でした。
彼女とやり取りしていた期間はバレンタインをまたいでいて、それも手作りで気持ちがこもっていました。
また、会話中の多少のエロさも受け入れられていた状態だったので、やりようによっては攻略できたはず…。
なぜにこうも絶好の機会を逃しまくってたのか??
この記事でも話したように、せっかくイイ感じになってるのに余計なことをしてオジャンにさせたくない気持ちがあったんだと思います。
ただもし進め方を間違えて失敗したとしても、初期段階に好印象を残せたことは立派に成長した事実であって、それは消えないことは分かっていたけれど、なまじ上手くいってたのもあったから尚更怖かったんです。。
まして、初めての恋愛では自分が積極的になりすぎて失敗し、それが強く記憶に残っていたモンだったから余計に…
少し逸れましたが、その女性との1ヶ月後のホワイトデー。
相手は手作りだったので私も相応のモノを!ということで、少し高めのお返しに直筆の手紙を添えて渡しました。
そしたらその翌日、
おたがい、どうなんか分からんまま待つのがしんどいので、私もヤフパ戻るやも.
で、また『○○』の名前になると思うので、気まずいからスルーしてな~.
お伺いたてることでもないけど….
▲▲旅行気をつけてな
いきなり後ろから頭を殴られたような感じで、メールを見たときは本当にその相手からなのか、一瞬疑ったほどでした。
しかも、きっちりホワイトデーを受け取ってから言われたことだったから、彼女の中にドス黒ささえ感じましたね。
この例の他にも同じ失敗のしかたで終わった例は山ほどありました。
男らしく踏み込まなきゃいけないのは分かっていたけれど、上手くいきだすとどうしてもそこでキープしておきたくなるので、なかなか勇気を振り絞れなかった。。。
が、進展させるのが怖い理由として、実はもうひとつあったんです。
そしてそれは、自閉症・ASDの特性からくるものであり、同時に女性の感情を揺らせる起爆剤になっていました。
それを使って上手くいった例をこれから紹介していきましょう!
『進展させるのが怖い』特性が自閉症・ASDがモテる魅力に!?
それで寝かせておいて失敗することが多かったけれど、上手くいった例もありました。
28歳の頃、恋活パーティーで知り合った男に呼ばれた合コンで、サツキ(仮名)という女性と出会いました。
彼女は初見から私のことがタイプだったらしく、帰り際に連絡先交換をお願いされて以降、積極的にアプローチを受けていました。
メールは大半が相手からで、付き合う以前のデートの誘いは全て相手から。
そこまでハッキリしていたので、経験値が低かった当時ですら好かれていることは感じていました。
当時は趣味のサークルに入ってモテ期が訪れ、セルフイメージの発展途上にいましたが、女性のほうから言い寄られることはほとんどなかった頃。
だから余計にサツキからアプローチされているのが貴重な経験だったゆえ、変なことをして潰してしまうのがイヤだった。
それはいつもの考えのクセでした。
だけど、サツキはかなり積極的に動いてくれました。
2回目のデートの帰り際、
と、まさかの告白。
理由は明白でしたが、一応『どこが良かったの?』と訊いてみたら、やはり見た目だったそう。
サツキは自称『イラチ』で、良いと思った男性とはさっさと関係を持ちたいタイプ。
だから、こっちが動かずにいることで、
と良い具合にジラせたわけです。
ただ、サツキは見た目でヒットしてたので、こっちが動いても上手くいってたと思いますが、こちらが動けば【ジラせる】効果は得られなかったでしょう。
そんな風に、相手によっては男性側が積極的にならないほうが付帯効果を得られることもあります。
【オマケつき】でかつ【不戦勝】で、この例ほどラクな試合運びは後にも先にもありませんでした。
私は昔から”現状維持バイアス”がかかった考えの持ち主で、机の引き出しの中の配置が数ミリ変わっただけでも気にする性分です。
誰よりも強くそう思っていた私は、よく考えたら、
【女性に好かれることに抵抗があった】
って理由もあったと思います。
だから、そこそこイイ感じになってきたらそれ以上は進めたくなくなる…のではなかったかと。
何だか自分からわざわざチャンスを潰しにいってるような感じですが、初めて付き合ったアサリ(仮名)とも付き合い出した瞬間に違和感がありましたね。
アサリと付き合ったのはハタチの頃だったからそれまで20年間ず~っと一人だったわけで、一人に慣れ過ぎていてそれが自分にとっての極上のオアシスだったんです。
そして今や、正式に【自閉症スペクトラム障がい】の診断を受け、現状維持を好む考えは生まれつきだったことが判明。
損することもあるけれど、こうやってプラスに活かせるやり方もあるもんだと感じさせられました。
とはいえジリジリ進めていかなくては得るものも得られない…
サツキの例は不戦勝…と言いましたが、相手は誰でも良かったワケではありませんから、当然ながら興味を持たれるための”フック”を男性が持っていることは大前提です。
ここで言う”フック”とは、異性としての興味を持つキッカケになるもの。
掛金(かけがね)を想像すると分かると思いますが、異性として良い意味で”心に引っ掛かる”イメージです。
で、サツキの場合は、まず見た目がフックになりました。
結果、合コンの帰り際に連絡先交換をお願いされた。
しかし、その頃から女性を追いかけすぎるのは良くないことを知ってたので3~4日ほど何も連絡せずに放置していて、その間は相手のほうからも何もアクションはありませんでした。
その時は正直、私のほうが軽く揺らされてしまっていて、
ってことは、メールも来るはずだよね?
と、相手の気持ちがすごく気になったから、その時は負けてしまって私から他愛もない話を振りました。
そこからですね。
メールのラリーが続くようになったのは。
もしその時に意固地になって何もアクションしなかったら、サツキと付き合うことはなかったと思います。
すなわち、【多少は男性からも追いかけて欲しい】ということもサツキが求めていたフックだったわけで、完全な不戦勝ではなかったと言うこと。
そうでなくとも、基本的に恋愛はどちらかがコマを進めないと進展しませんから、そこは忘れないようにしておきたいところです。
馬男のここだけ押さえて!
恋愛になりそうな関係を進展させるのが怖い…
それは、特に相手とイイ感じになってきた時に現れがちな感情と言うことができ、その感触をいつまでも取っておきたい!余計なことをして台無しにしたくない!という気持ちの現れであることが多いと説明しました。
また、自閉症・ASDの人の場合、女性に好かれることに抵抗を感じているって理由もあるでしょう。
そして、なかなか前へ進められずモジモジしていたら、『煮え切らない男』という烙印を押されて相手がトーンダウンしてThe End…
私も、そんな失敗が多かった。。
だけど、こちらが積極的に進めずとも上手くいった例もあり、特に相手が追いかけたいタイプの女性だった場合にプラスに働きます。
こちらがどう思っているか分からず、悶々とさせられるからですね。
それは、すぐに女性のことを好きになってガツガツ動いてしまう人にはない魅力。
とはいえ、相手をその気にさせるためには”フック”が必要で、それがないと、”イイ感じ”にすらなれません。
また、いくら追いかけたい気質が強い女性であっても、男性側に全く進展させる気がなければ脈ナシと思われることになるので、8対2か7対3ぐらいの割合であなたのほうからアクションをかけていくのがちょうど良いでしょう。