突然だけど、私たちには恋愛・結婚の相手を”選ぶ権利”があるのはよく知ってるよね。
そう。
簡単に言うと、自分の恋愛スキルに見合った女性の中からしか選ぶことができなくて、恋愛スキルを伸ばしていかない限りはその選択肢が狭いままだという話だったね。
ただ、今日の話はそこから先に進んで、相手を選んだあと結婚して後悔する男性としない男性との考え方の違いを話したいと思ってるんだよ。
それが考え方ひとつで変わるってことなの?
それじゃあ早速、今回の話をしていこう!
選ぶ権利のあとは選んだ責任がつきもの
【選ぶ権利】と聞くと、私たちはついつい甘いものを想像しがちですよね。
それは極論だけど、いずれは1人に絞らなきゃいけないから、そこであなたの選ぶ権利が使われるわけです。
そして、今回の話はさらにその先。
相手を選んだあとで後悔していないか?
ということ。
既婚男性の中には、
- 結婚は墓場への入り口
- 十数年連れ添った愛車と泣く泣く別れた
- 家族サービスばかりでプライベートな付き合いができない
- 奥さんの顔色ばかり気になる
と嘆く人が少なくありません。
もちろん、私の周りにもそういう男性はたくさんいます。
しかし、その男性たちは決して仕方なしに今の奥さんを選んだワケではなく、話を聞いた限りしっかり選ぶ権利は使っていそうでした。
それなのになぜそういうことになってしまうのか??
ズバリ!
【”選んだ責任”を全うする意識がないから】
です。
まぁ、それはもっぱら私の考えですが。。
と言ったのも、やっぱりね、権利があれば義務や責任だってあるんですよ。
例えば、会社で働くにしても有給休暇や福利厚生を使う権利が与えられている一方で、業務命令に従う義務があるし仕事を全うする責任もあります。
つまり、
【権利】と【責任・義務】はセット
会社員の仕事を例に挙げましたが、仕事だったら黙って取り組む人が多いですよね。
だけれど、恋愛や結婚ってなるとその意識が抜けている男性が多いように思うんです。
権利と責任・義務とのバランス
まずはそのことを頭に入れて欲しいと思います。
結婚して後悔したら初心に立ち返ろう!
自問自答して欲しいこと
選ぶ相手を間違えたかな…
この記事のタイトルに惹かれてここまで読み進めて下さったあなたは、そういう思いに苛まれているのかも知れません。
もしそうであるなら、今の奥さんと結婚を決める前のことを思い返してみて欲しいのです。
【その時のあなたにとって、それが最善の選択ではなかったのでしょうか??】
わたくし杉間馬男は、もう一度結婚を決めた当時に戻ったとしても、同じ相手を妻として選んでいました。
それは、自信をもって言えます。
なのであなたも、結婚を決めた当時に戻ったと想定してみて、同じ人を選んだかどうか問いかけてみてください。
問いかけの答えがNOだったら…
もし、先ほど問いかけの答えがNOで、「別の誰かを選んでいたほうが良かった」という場合、まず、その”別の誰か”を振り向かせられる公算はあったのでしょうか?
それに対する答えがNOなら、そもそもその人は選択肢には入っていなかったと思います。
一方で、その別の誰かを振り向かせられる公算があった、あるいは実際に付き合っていたけど何らかの理由で終わってしまったという場合、なぜその人と終わってしまったのか?なぜその人を伴侶に選ばなかったのか?
その当時、あなたなりの理由があったはずです。
その理由を深く掘り下げれば何千・何万通りもあると思いますが、どんな理由にせよその人を選ばなかったことは事実。
もっと言うなら、その人がいい奥さんになるということは、結婚相手を選ぶ段階では知る由もなかったはず。
今、その人が良い奥さんに見えても当時からすれば未来の話だったことだし、あなたが見たその人は着飾ったうわべだけを見ていた可能性だってあったワケです。
そう考えると、その”他の誰か”を選んだことが今よりも良かったのか、確かめようがありませんよね。
結果的にその”他の誰か”を選んだことのほうが良かったにしても、結婚を決める当時それは予見できなかったと思いませんか?
それを後悔しても仕方がないと思いますが、どうでしょうか??
どんな人も選ぶ権利は使えたはず
さらに、中には『選ぶ権利を使わなかった』という人もいるでしょう。
選択肢がその人1人なわけですね。
だけど、そういう場合でも【その人と結婚するか/しないか】の選択権はありますよね。
つまり、相手は選べないけど結婚の意思は自由。
そして、色々と考えを巡らせた結果、結婚すると踏み切った。
紛れもなく、男性自身の意思だったのです。
すなわち、既婚者たちにはみな選ぶ権利が使えて、その結果結ばれたことになるのです。
ということは、既婚者全員に選んだ義務と責任がついて回るってことですね。
じゃあ選んだ責任って何なのか?
権利があれば責任や義務はつきもの。
先ほどまでくどいぐらいに話してきましたが、じゃあその内容は何なのか??
こちらの記事で話しましたが、人間関係の基本はギブ・アンド・テイクです。
目に見えるもの・見えないもの総じてギブ・アンド・テイクすることが良好な人間関係を築くベースになるんです。
なのでまず、あなたがなぜ今の奥さんと結婚を決めたのか、無機質な言い方をすると奥さんから何らかのメリットを受け取れると感じたからだと思います。
というか、全員がそのはずです。
- 料理がおいしそう
- 黙って家事をしてくれそう
- 夜の生活で満足できそう
- 趣味を認めてくれそう
などなど、あなたにはあなたなりに感じたメリットを奥さんが持っていると感じて結婚に踏み切った。
そして、それを受け取ったらあなたのほうも返さなくてはいけません。
- 家事、育児に参加する
- ペースを決めて家族サービスをする
- 体調不良の時にサポートする
- 話をよく聞く
それがギブ・アンド・テイクですね。
それで、男性の不満でとりわけ多いのが、
というもの。
マンガ・フィクションの世界でもよく聞きますよね。
そういう人でも奥さんからしっかりメリットを受け取っている限りはある程度辛抱しなくちゃいけないワケです。
だけど中には、
とお思いの男性もいるでしょう。
ここで、多くの男性が知らない事実をお伝えします。
実は、大半の場合は結婚した時点で奥さんから知らず知らずメリットを受け取っています。
女性は結婚後”暗黙の負担”を抱えていることが多く、それを男性が気付いていないパターンが多いのです。
特に子供ができた後なんかはなおのこと。
母乳育児は母親である奥さんにしかできないことだし、男性の育児参加が促されている昨今でもなお育児負担の割合は女性に軍配なんです。
さらに言うなら、【イクメン】という言葉はあっても【イクレディ】って言葉はありません。
つまり、男性が育児に参加すればそんな風な”称号”を与えながら褒められるけれど、女性が育児を頑張っても当たり前だと思われる。
家事だってそうですよね。
そう考えたとき、私が女性だったらたまったものではないなと感じたのです。
そこへ持ってきて、結婚後も仕事をする女性が増えているから、そうなりゃ結婚後の女性の負担は計り知れないものなんです。
それを男性が知らない。
知っていても女性は何も言わないってだけで、私たちは大きなメリットを受け取っているんです。
そう考えると、
と思えるのではないでしょうか?
馬男のここだけ押さえて!
結婚を後悔している男性へお伝えしてきましたが、要点をまとめるなら、
- ”選ぶ権利”を使って奥さんを選んだら”選んだ責任”がつきもの
- 選ぶ権利は相手を選ぶだけでなく結婚する/しないの選択権も含む
すなわち、既婚者全員が選ぶ権利を使ったことになり、選んだ責任を負う - 選んだ責任とは、ギブ・アンド・テイクを全うすること
- 夫からみた妻は何もしていないこともあると思いがちだが、女性は結婚した時点で”暗黙の負担”を強いられていることが大半であり、それを知らず知らず夫がメリットとして受け取っている
- 結婚後に不満タラタラな男性は、この”選んだ責任”を意識できていないことが多い
- 『失敗した!』と思っても、結婚を決めた当時はそれが最善の選択だったはず
ただし、当時のベストが今のベストとは限らず、当時からしたら未来を予測しようもないから、そこを後悔しても仕方がない
あなたのご家庭ではどうでしょうか??