この前好きな娘が他の男と喋ってたの見て、な~んかモヤモヤしちゃったんだよね…(泣)
恋愛のこと教えてる馬男さんでも嫉妬するの?
というかね、それが男ってもんなんだ。
だから、本当に妬いててもそれを上手く見せないようにする方法が知りたい!
ちなみに私の最近の事例は、他の男と楽しそうに話してた、なんてモンじゃなかったよ!
男も嫉妬して当たり前!まずはそれを受け入れよう!
まずは基本のキ。
嫉妬するのは女性のイメージになりがちだけど、男性にも嫉妬はあります。
だから、
なんて考える必要もないんです。
あなたはいたってノーマル!
ごく普通の男性です。
そしてそれは、好きになった人が処女じゃなかった時に地味にショックだった気持ちとよく似ています。
チョッとだけ自慢させてもらうと、紹介した記事は私のこのサイトの中でもかなりの反響を呼んでいます!
てことは、共感してくれる男性が多いってことだし、それだけ満たされない独占欲が嫉妬心に変わるケースはたくさんあるってことなんです。
そのケースも含めて、嫉妬心が出てくるのは健全な証拠だと考えてくださいね。
嫉妬心と闘った杉間馬男のエピソード
わたくし杉間馬男も、ごく普通の男(変わり者ですが…)として嫉妬することも少なくありません。
どういう嫉妬があったのか、助手の犬太郎くんに話した通り最近の事例がキツめの嫉妬だったので、そのエピソードを紹介しましょう。
上げて落とされた気分…
相手は以前のこの記事にも登場したミユウ(仮名)という女性。
職場の元同僚でした。
彼女は契約社員として入ってきた10歳近くも年下の女子社員。
2年弱の間同じ職場にいました。
前職がセールスマンだったこともあって、比較的誰とでも話せるキャラ。
私に対しても壁を感じさせることなく話してくれて、『職場では深い付き合いはしたくない!』と思っていた私も少しガードが緩くなったくらい打ち解けさせるのが上手い女性でした。
それで、あるキッカケでLINEまで交換して、当初は月に2回ほどのやり取りでしたがその頻度も少しずつ詰まってきました。
そんなある日、ミユウともだんだん仲良くなってきたなと感じてきた頃のこと。
彼女が酔った様子でLINEのやり取りをしていて、同じ契約社員だった年配女性のことをネタにしたとき、その人は社内でお気に入りの男性社員を品定めしては自宅に招いてる云々の話を聞きました。
その話題が終わりかけの頃合いに、
ちなみに、私のお気に入りは杉間さんです!
と、告白なのか?違うのか?こちらの気持ちをグラつかせるようなことを言ってきました。
それ以前もよく、『カッコいい名前ですね!』とか言われたり、誕生日にLINEギフトをくれたり、好意めいたことを投げかけられていましたが、直接『お気に入りなんです!』と言われたのには3割ぐらい男女の匂いがしました。
それで私も魔が差し、
と思い始めたんです。
魔が差したとはいっても、浮気はご法度だ!って考えなので何もする気はありませんでしたが(汗
確かに、それまでもある程度対女性用のコミュニケーションを意識していたものの、そこまでミユウに興味はなかったし落とそうって気もあまり起こらなかった。
そして、別にその一言で彼女を好きになったとかじゃないんだけど、
と感じさせられました。
その
【ナンバーワンと思わされたこと】が、私にとっての難敵
だったんです!
【職場の同僚女性に好かれること】
以前までは私に限って絶対有り得ないだろうと考えてただけに、凄く誇らしかった。
だから、その時からミユウにとって少なくとも職場ではナンバーワンな存在であり続けたい思いが強くなったわけです。
(↑こんな風に表現すると自分自身すごい納得です!)
そしてそれ以降、他の男と楽しそうに喋ってる現場を見ると、何を話してるのかメチャクチャ気にするようになってしまったんです。
以前なら『前職がセールスマンだから、誰とでも話せることが当たり前』としか思わなかったのに。。
そのまた別の日は、彼女が【ボードゲームの会】を立ち上げたらしく私にも『どうですか?』と訊かれました。
その時に、私以外の同僚の男にも声をかけてたことがわかり、
- 俺以外にも職場でLINE交換してる男がいたのか??
- 相手は俺だけじゃなくてもいいってことか?
- 『私のお気に入りはあなた』って、誰に対しても言ってたのか??
などなど、ひょっとしたら自分はナンバーワンじゃなかったんだと疑わなくちゃいけないことに焦りを感じたんです。
『あなたは私のお気に入り』
いずれにせよ、その言葉をもらってから他の男とつるんでたりするのを見せられると、強烈にミユウのことを気にさせられましたね。
これに限らず、私の特性として、
一旦上げられると、その後落とされることに対して強い抵抗を感じる
のです。
決してミユウのことを狙ってたわけでないけれど、何だか嫉妬心にかなり近い感情を持たされました。
しかも、こういうことなんかはまだ序の口だったんです…
自分にオチた後も別の男を追っかけてた
この記事にも書いたように、最終的にミユウとは男女の関係寸前にまで至り、あれ以上進めば家庭にまで影響しかねないので私のほうからストップをかけました。
つまり、【ミユウを落とせた】という事実だけを頂いたってことです。
そもそも、そうなったキッカケは???
時系列を少し戻すと、ミユウには対女性用のコミュニケーションを繰り返したことで、じわじわと私に対する好意を積み重ねてきました。
そんなある日、私のある言葉が決定打になって、
というLINEが来て、相手はオチたと確信しました。
”あんなこと”は直接ミユウの目の前で言ってやって、そのとき相手はどう反応したら良いのか困った様子だったので、『動揺してる』ってのが明らかに良い意味だと思ったからです。
だけどその数日後、私にオチたはずなのに、実は街なかで見かけた高級車乗りの男性のことも追っかけてて、その人に本気で抱かれたいようなことを目の前で言われました。
しかも、
と、その男性との進展を私に相談してきたのでした。
一体どういうことなんだ!?
その時の私は完全に踊らされていましたね。。
せっかく落としたのにこんな気分になったのは初めてでした。
この時すでにミユウからはほぼ毎日LINEが来るような関係。
だから、将棋でいえばあと数手で詰めるところまで進んでいると考えてただけに思わぬ刺客。
こっちに気持ちが向いたと思いきや、ミユウの気持ちの大部分はその男に向いていることが分かり、しかもそれを目の前で堂々と話されたわけです。
ミユウは遊び人だから、私が彼女に本気になることはない。
だけど、ナンバーワンの座を奪われることに対しては強烈な嫉妬心を煽られたんです。
マンガチックに思うかもですが、これは紛れもない実話です!
もし、このあとでお話しする気の持ち方がなければ、しばらく立ち直れないぐらいのダメージだったに違いありません。。
その時私はこう考えた!
- 『あなたは私のお気に入り』 → 他の男との楽しげな絡み
- 自分にオチた素振り → 他の男に抱かれたい
こんなに強烈な嫉妬心を煽られながらも何とか平静を保ち、最終的な心理的立場は私に軍配!
そうなれたのは、嫉妬したときの考え方のおかげでした。
考え方1:他の男に比べて男性的魅力でまさっている!
私がミユウを落とす前にも後にも、ミユウは旦那さん以外の男と知り合っては、互いに気に入ればカラダの関係にもなってたぐらいの不倫常習犯。
そして、その相手の大半はいいクルマに乗っていました。
実はミユウは女性でありながらかなりのクルマ好き。
男性並みに知識があって、初めてそれを知ったときは少しヒイたぐらいでした。
だから、男とはまずクルマありきで知り合い、互いにカラダを許せると分かれば一気にコマを進めていたのです。
ミユウは不倫の常習者だったゆえに、もちろん例外もありましたが。。
しかし、私は彼女だったら見向きもしないような軽自動車に乗っています。
そしてそのことは彼女も知っているし、実際に乗っているところを何度も見ているはず。
それなのに彼女は私に(も)靡いた。
つまり、いいクルマに乗っていれば彼女を落とす上でアドバンテージになったはずだけど、私はそれがなくとも純粋な男性的魅力だけで他の男と同等以上の恋愛総合力を持っている!ってことになるわけです。
そう考えると、少し自分が誇らしく思えました。
考え方2:相手を一つのパーソナリティーとして受け入れる
ミユウは典型的な遊び人。
クソが付くほど真面目な私には遊びの感覚が分からなかったので、先のようにずいぶん踊らされました。
- 『あなたは私のお気に入り』 → 他の男との楽しげな絡み
- 自分にオチた素振り → 他の男にも抱かれたい
一体どういうつもりなんだろ・・・
彼女の本心が分からずずっとモヤモヤしていました。
だけどよくよく考えてみると、それは
- お気に入りが居るのならその人以外とは楽しそうにしないこと!
- 自分に好意を見せておきながら他の男に抱かれたいなんておかしい!
そういう自分の偏った考え(こだわり)を持っていて、それがミユウの特性とは合わなかっただけでした。
しかも私はASD(自閉症スペクトラム障害)の持ち主ですから、こだわり出したらとことんまでこだわるタイプ。
だから、自分が苦しかったのはミユウや他の男のせいでもなく、自分のそういう考え方のせいでした。
だから余計にそのこだわりから外れたミユウの行動を理解できず、踊らされていたわけです。
でも、初歩的なことを見落としていたことに気付いてから、ずいぶん気がラクになったんです。
はい!
ミユウは既婚でかつ子持ち。
てことは旦那さんがいるわけで、旦那さん以外の私に言い寄ってきたわけですから、その時点で”そういう娘”なんです!
旦那さん以外の男にも平気で異性を匂わすセリフが言えるのが彼女の性格だから、それは私以外の男に対してでも例外ではないはず。
- 『お気に入り』
- 『あなたにそんなこと言われて動揺する』
そういう言葉で私の男性的価値を認めてくれた嬉しさにすっかり盲目になっていました。
なので、
と、良い意味で開き直れたんです。
考え方3:非リアがチャラい世界の仲間入りしたことが誇り!
最後に私は、自分の原点に立ち返りました。
こちらで詳しく説明しましたが、私が”年頃”だった時分はまともな友達がおらず、ましてや女性から相手にしてもらえるなんて遠い世界。
『そこまで恋愛に執着していなかった!』
なんて言うと負け惜しみに聞こえるんですが、まぁそれは素直な気持ち半分、負け惜しみ半分といったとこです(笑)
いずれにせよ私はモテやらリア充とは縁遠い存在で、女性に話しかけられただけで幸せを感じれるような男でした。
そんな男・杉間馬男が10歳近くも若い女に言い寄られ、禁断の世界にまで近づいている。
恋愛したい盛りでなおかつ自身も若かった高校・大学時代ですら考えられなかったことが現実になり、もはやこれは”偉業”以外の何物でもない!
過去の自分と比べて成長がえげつない!
この考え方が最も私を落ち着かせてくれました。
たとえ、相手に他に抱かれたいと思う男が居ようが。
嫉妬は反射攻撃で応戦!
さて、ある程度嫉妬心を鎮められたら反撃です!
反撃といっても、他の女と仲睦まじそうに…ってのもさすがにリア充じゃなきゃ厳しいので、非リアでもできる反撃で応戦し、最終的に相手のほうを打ちのめした究極の方法!
それが、
反射攻撃
です!
簡単に説明すると、相手が嫉妬を煽るような行動をしてきてもこちらは一切動じた態度を見せない。
そうすると、相手は違和感を覚えて焦り始めます。
例えるなら、相手が素手で殴ってきたけれど、こちらは鉄の鎧をまとっているので相手のほうが痛がる。というイメージに近いでしょう。
堅いものを素手で殴ったら、殴った力が全部拳に反射してくるから痛くなるわけですよね。
私の嫉妬を煽ることが意図的だったか否かは別にしても、好意を示した相手に対して別の男をちらつかせることはいくらか嫉妬心が出てくることは無意識的に分かってたはず。
だから、反射攻撃は立派な迎撃として成り立つんです!
イメージは分かって頂いたと思うので、じゃあ具体的に何をやったかというと、
他の男とつるんだ現場を見ても、その後意図的に彼女のことを避けたりせず普段通りに接しました。
まぁ、これはベタですね。
ベタですが、実際にそれができる人は少ないでしょう。
私も実際にイメージ通りに動いてみたら結構苦しかったですし。
その時点であからさまに彼女に距離を置くような態度を示していたら、嫉妬がバレてたかも知れません。
そして、好意を示されてから他の男に抱かれたいと聞かされたときも、その男との恋愛を応援する役に回りました。
- 渡す手紙の文面を一緒に考えたり
- ピンチになっても『絶対大丈夫!』と励ましたり
- 抱かれたことが実った時は精一杯祝福したり
相手の気持ち・やりたいことを優先し、それに寄り添うような言葉をかけ続けました。
いやぁ…これこそ自分の中では偉業でしたよ。。
ホント苦しかったですから。
自分が旦那さん以外でナンバーワンじゃないことが分かってしまった上でのことだから。。
それでも妬いてるところを見せてしまうと一気に奈落の底へ急降下することはわかってたので、先ほどの考え方を巡らせながらグッとこらえました。
そしてついに、相手のほうが我慢できなくなり、
と告白してきました。
彼女曰く、私の本心が全く読めず、適当にあしらっているように感じたのだそう。
ほぼ、私の思惑通りでした。
ミユウの気持ちは彼女にしか分かりませんが、おそらく私がなかなか嫉妬しないことに焦りを感じたからだったんでしょう。
それはあくまで憶測ですが、そんな感じで反射攻撃が効いたのではと思っています。
”反射攻撃”の良いところは、こちらからは一切”攻撃”しないこと。
ここでいう”攻撃”とは、他の女をちらつかせたり、わざと距離を置いたりすることで相手の嫉妬心を煽ることです。
しかし、そういうことはせずに相手が仕掛けてくる行動に動じずにいることで相手にそれを跳ね返し痛みを感じさせる。
動かざること山のごとし
その言葉通りに立ち回れた私の勝ちです!
圧勝ではなく辛勝でしたが、相手はかなり格上。
数十人も男性経験のあるベテラン相手に対等以上に闘い、立派な下克上を実現したわけです。
というわけで、私はもうここでゲームセット。
家庭が壊れてしまう前に、ミユウとは接点を切りました。
馬男のここだけ押さえて
今回もボリューミーになったので、おさらいです。
まずは、嫉妬してもOKなんだと自分に言い聞かせましょう。
杉間馬男の場合、
- ライバルにまさっている点に着目
- 相手を1つのパーソナリティーとして受け入れる
- 非リアな自分がチャラい世界を覗けたことへの誇り
最後のはなかなか再現しづらいでしょうから、恋愛面以外でもいいので、あなた的に”偉業”を成し遂げたことを盾にしましょう。
嫉妬してもOKだけど、その様子を見せないことがポイントで、それができれば相手に焦りが出てきます。
こちらが嫉妬するはずだ!という計算が外れるわけですからね。
- 距離を置いたりせず普段通りに接する
- 相手の気持ち・したいことを優先してそれに寄り添う
これらが私の具体例で、中には嫉妬すると逆に距離を詰めたくなる人もいると思いますが、それもNGです!
つまりは、嫉妬したときに無意識にしたくなる行動・言動は、このノウハウからすれば基本的に間違っていると考えてください。
なので、あえてその逆の行動をとるのです。
ハッキリいって相当な苦痛が伴いますが、それもあなたの価値を下げないため。
動かざること山のごとし
その言葉を意識しましょう!
今回も最後までありがとうございました!