見た目も整えて、何とか2人きりのデートにこぎつけることができた。
そういう人は結構多いのではないかと思います。
ましてコミュ障だったら、それが足かせになって普通の人よりももっと確率は低くなってしまう(泣
私も何度かありましたが、中でもいちばん悲しかったのがメル友始まりで知り合った1歳年下の女の子。
まだ会ったことのない段階だった時は相手も積極的にメールをくれて、『いつか遊びに行けたらいいね!』という誘いを匂わせることも向こうから言ってくれたぐらいだったんです。
そして、会う約束をしてデートをしたわけですが、帰り際になった頃に相手から『一緒にプリクラ撮って!』とお願いされたことから、自分では良い感じだと思っていました。
しかし、デートして解散してからは相手の反応が悪くなって、一応自分からのメールには返事はしてくれるんですが、向こうから自主的にメールが来ることがなくなってしまったのです。
3日空けば3日連絡来ないし、それが1週間だと1週間連絡が来ません。
そんな具合に、連絡の頻度がだんだん落ちていってフェードアウトしたのでした。
もちろん、2回目に会うことはなく・・・
今でも彼女のホンネはよく分かっていませんが、その時はてっきり自分に興味を持ってくれたんだと勘違いしていました。
しかし!
何百回と経験したムダデートを通じて、2回目につながる確率が2倍にも3倍にもなる方法を見つけたのです!
それを今回、余すことなくお伝えしますので、隅々まで読んで頂いてあなたの行動に落とし込めれば、2回目デートにつながらないと嘆くこともグンと減るでしょう。
コミュ障が2回目のデートの誘いにOKをもらうためにすること5つ
それでは早速、2回目のデートにつなげるために、初デートでやっておきたいことを5つ紹介します。
これらは全て、私が実際にやってきて効果のあった方法になりますから、ぜひあなたのモノにしてデートを成功させてしまってください!
敬語は外しておく
”目上の人にはていねいに”
この考え方を根強く持っていた私は、男女のデートというフランクな場所にもその考えを持ちこんでいたので、特に年上の相手とは上手くいかないパターンが多かったです。
そりゃぁ、会社の先輩とかに対してフランクに話すのはNGですけど、あくまでデートです。デート!
あなたがガチガチだったら、相手もそれにつられてしまうので、仲良くなるのは難しいです。
特にコミュ障だったら、普通に会話するだけでも緊張が伝わりやすいので、最低限敬語を外すのはやっておきたいですね。
とはいっても、今まで”目上の人には敬語!”というのを忠実に守ってきた人にとって、いきなり敬語を外せと言われても難しいですよね。
私もそうだったんですが、そういう時は徐々にタメグチを織り交ぜていって、最終的にオールタメグチにするという、【自称:グラデーション戦法】を使うと良いでしょう。
グラデーション戦法は具体例をみて頂くと分かりやすいと思います。
馬男です。
よろしくお願いしますね。
なんか、昨日の夜寝苦しくなかったですか?
私の住んでるところはちょっと高台になってるから、真夏でも涼しいんですよ。
いいなぁ。
てか、お住まいどちらなんですか?
○○があって有名なんですよ!
知ってる、知ってる!
俺、小さい頃よく行ってたなぁ…
あそこのボウリング場って、なんかレーン傾いてない?
かなり展開が早いですが、こんな感じです。
ポイントは、感情が高ぶった時に敬語を外しているところです。
これならやりやすいですよね?
- 初めてのあいさつは敬語でキチンと
- 感情が高ぶった時に、敬語を外す
- それを何度か繰り返す
- 相手も緊張が解けてきたら、オールタメグチに移行
年上相手にいきなりタメグチで話すのに抵抗がある人にとっては、おそらくベストなやり方ではないかと自負しています。
どうしてもダメでも、手順2ぐらいまではやっておいたほうが良いと思います。
いじる/いじられる関係を作っておく
敬語を外すことができれば、相手のことをいじったり、逆に自分がいじられたりできるような関係を作ってしまいます。
ぶっちゃけ、これができれば相手はかなりあなたに対して警戒心が解けているので、2回目のデートに繋がる確率はかなり上がっているはずです。
いじる/いじられることは相手と自分の感情が軽くぶつかり合うので、無難で平凡なデートから一歩抜きんでたと言えるでしょう。
私が相手をいじった具体例をいくつか紹介しておきましょう。
- 『なんか、めちゃくちゃ荷物多くない?もしかして、爆買いでもしてきたの?』
- 職業を聞いて”公務員”と答えた女性に対して、『もしかして、警察官?カッコイイなぁ』
- 明らかに少女系の女性がちょっとカッコイイことを言ったら、『男前だなぁ~』
- 自分のFacebookを見つけたよと言った女性に対して、『え~、怖いよ。普段家で何してるの?知り合いの名前とか片っ端から検索してんじゃないの??』
- 『私、○○のファンなの!』⇒『え?もしかして、イケメン好き?俺、対象外じゃん(泣きマネ)』
- 明らかに女の子らしい『クミコ』という名前の女性に対して『組長』と呼ぶ。
コミュ障の私でもこれだけいじることができたので、改めて眺めてみると『よくやったなぁ~』と感心します(自画自賛…)
そして、人それぞれやりやすいパターンがあるので、ハードルの低いことからやってみると良いでしょう。
ただし、相手をいじるのはやっぱりリスクがつきものなので注意点があります。
- 敬語が外れていない段階では避ける。
- あくまで”いじる”に留めておく。”けなす”はNG。
- 相手の容姿・身体や家族・友人のことをいじる対象にしない。
- 相手自身のことをいじる場合、相手が確実に気にしていなさそうなことに限定する。
- 暴言や差別用語など、言葉選びには注意する。
- Sっ気の強い女性(決断力がある、言葉がキツい等の特徴がある)に対しては慎重に。
私の場合、初めて女性をいじることができた時、自分が強くなった気になって調子に乗って暴言の一歩手前になって相手を凍りつかせてしまったことがあります。
それだとやりすぎなので、あくまでいじるのはスパイスという感覚でやってみてください。
適度にわがままを言う
これは、私が見てきた限りなかなかできる人がいないと思います。
たいていの場合、
- いつも相手に譲って、相手の希望を100%聞こうとする
- 自分に聞かれたときは、『何でもいいよ』と答える
この2パターンだと思います。
そうしてしまう男性側の心理としては、優しい男を演じたいからなんだと思います。
多くの女性は理想の男性像として『優しい人がいい!』と答えていて、それを知ってかできるだけ当たり障りのないように接しようとするわけなんですね。
優しさを魅せるのは悪いことではないんですが、それもさじ加減です。
なので、適度にわがままを言うことで、いい意味で『この人、今まで会ってきた男性とは違うかも!』と思ってもらうこともできます。
”わがまま”というとチョット過激に聞こえるんですが、要するに自己主張をしっかりしましょう!ということです。
NG:どこでもいいよ。
OK:俺、○○に行きたい!
何がいいと思う?
NG:てか、好物何なの?それで良くない?
OK:じゃあ、パスタにしよう!俺今日はパスタの口なんだ(笑)嫌いじゃないよね?
それで、レンタカー借りようと思うんだけど、レンタカー使ったことないからどうしよう・・・
NG:分かった!予約から何まで俺が全部やっとくよ。借りたい日だけ教えて。
OK:運転練習は別にいいよ!
だけど今はちょっと忙しくて、手配はそっちでやってほしいんだ。
△△と■■っていうレンタカーが良いらしいんだけど、ホームページ見てみて良さげなほう選んでみて。
それから、予約だったら簡単にインターネットでできるから、どうしても分からなかったら聞いて。
具体例を3つ挙げましたが、どれも私が実際にデートのときに発した言葉です。
もちろん、わがままを言ってその後嫌われたりすることはありませんでした。
なかなか彼女をゲットできない男性の特徴として、何でも女性ファーストであらゆる面で女性に負担をかけさせまいとしがちです。
しかし、考え方を変えれば、『何でもいいよ。』と言って女性に譲るということは、女性に決めさせる負担を押し付けているとも取れます。
そりゃ、自分が決めたことで雰囲気が壊れたりするのは誰でもイヤです。
もしあなたが決めたことで上手くいかなかったら、
ごめんね!許してちょんまげ(笑)
ぐらいに、上手くいかなかったのを笑い飛ばしてしまえばいいんです。
また、『わがままを言いましょう』とは言いましたが、あくまで適度にです。
女性のほうがハッキリ希望を主張してきたのならその話を聞いてあげるべきだし、明らかに自己中的なわがままはNGなので、気をつけましょう。
その場で次の約束を取り付ける
2回目のデートに誘ってもうまくいかない人の多くは、次の約束を帰ってからの宿題にしてしまっている場合が多いんです。
それだと、たとえ初デートが女性にとってまぁまぁ楽しいと思ってくれていても、あなたが2回目に誘うまでの間に気が変わって来てくれないこともあり得ます。
もしかしたら、あなた以外の彼氏候補とデートして、急にその人と付き合うことになった…なんてことも考えられなくはないですからね。。
あまり考えたくはないストーリーですが・・・
なので私の場合は、初デートの当日にはすでにその次のデートのテーマが決まっていて、初デートの会話の中で次も会う前提でそのテーマの話をします。
初デートでは、適度に自分の主張をメインに通しますが、2回目は少し女性側優先の度合いを高める作戦にすることで、2回目の誘いにノッてくれる確率があがります。
具体的に私がやっていた戦法ですが、
初デートまでのLINEなどでの会話で、できるだけ相手の情報を仕入れてプロファイリングしておきます。
そこで、相手の好きなもの、例えば映画などを2回目のデートのテーマ候補にしておきます。
そして、初デートでリアルの会話をしたときに、
○○(作品名)って知ってる?来月から上映するみたいなんだけど、一緒に行かない?
このように、初デートの時から2回目を見越して、会話のなかで自然に誘ってみるのです。
少々強制力を使っていそうな理由なんですが、デート解散してからだと面と向かっていないだけに、相手にしてみれば断りやすくなってしまうんです。
そういう理由で、持ち帰ってからの宿題にしてしまうと不利になってしまうので、これは少しでも確率をあげるための方法です。
初デートで好感度を上げる
これはいちばん難しいことですが、いちばん確実です。
そりゃそうですよね。
あなたに対する好感度を上げて彼氏候補にまでなってしまえば、逆に相手からデートに誘われることだってあり得ます。
それは超理想的な展開なんですが、そのようにならずしても少しでも自分に対する好感度は上げておきたい!
・・・
残念ながら、何がヒットするかは女性一人ひとり違うんです…。
例えば、褒めることにしても、
- 褒められて、純粋に嬉しく思う女性
- 褒められると、『何か吸い取ろうとしているのでは?』と勘繰る女性
- 褒められると、気持ち悪くなる女性
褒められた時に感じる感情が全然違います。
私の妻は褒められることが好物ですが、デートした事のある別の女性は褒めるとわざとらしく舞い上がるような反応を見せていました。
明らかに嬉しく思っていないんですね。
ある女性にはプラスになるけど、別の女性にはマイナスになってしまう・・・
そんな具合に女性ごとに反応が全く違うことはたくさんあって、これをやれば好感度が上がるというのが一概には言えないんです!
全員に対してプラスに働くことって中々ないんですが、全員に対してマイナスになることはあります。
それを押さえておけば、少なくとも女性から減点はされないので、今からお話しすることは絶対に避けるようにしましょう。
- ファッションに無頓着
- 清潔感がない
- 周囲の人に対する態度が高圧的
- クルマを運転するときに人が変わる
- すぐに感情的になる
- KYぶりが半端ない
- 声がボソボソ
- 道徳的なことができていない
- あなたならではの特徴がない
よく見てみると、どれも基本的なことばかりで、ちょっとの注意ですぐにできることばかりです。
そういったところで減点されてしまうと非常にもったいないので、思い当たる人は今から注意していきましょう。
また、最後の『あなたならではの特徴がない』だけ強調しましたが、これもかなり大事です!
大事なんですが、多くの男性はそれを出そうとせずに無難路線でデートを過ごそうとしています。
さすがに、ドン引きされるようなことはNGですが、多少女性が眉をひそめたりするようなことでも堂々とあなたの特徴を出していれば、良い意味で大多数の男性とは違うと感じてくれるので、2回目デートに誘ってOKしてもらえることも多くなるでしょう。
前の節で出てきた、”適度にわがままを言う”こともそうでしたね。
完璧な男を目指すよりも、ちょっと引っ掛かる面があるほうが人間としても自然になります。
たとえば、デート代がおごりかワリカンかという話。
多くの男性はおごり派が多いと思います。良くても(?)8:2負担ぐらい?
しかし、私はワリカンを徹底していました。
確かに、『男がワリカンなんて、ケチすぎる!』という女性は一定数いますし、男性からですら『杉間!それはないだろ!?』と言われたこともあります。
でも、そんなの私に言わせれば、
てな感じです。
私もはじめはいいカッコしておごったりしていました。本当はイヤなのに…
だけど、それが決め手になって付き合えた経験は皆無。
アホらしいですよね。
アホらしいことに気づいて以来、『ある程度、自分の主張を通そう』と決めたんです。
自慢になりますが、妻とデートした時もおごったことはありません。
あなたにもあなたなりのこだわりやポリシーがあると思いますが、女性の前でもそれを崩さないようにすれば、それがあなたの持ち味になります。
以上、2回目デートの誘いにノッてくれる確率を上げるためのポイントを5つ紹介してきました。
ここでお伝えしたことを確実にあなた自身のモノにできれば、初デート⇒2回目につながる確率が2倍にも3倍にもなります。
形からでもいいので、少しずつやってみてください。
しかし、そもそも一般的な男性はどのくらい2回目につなげられているのか、気になりますよね。
それは次の章で見ていくことにしましょう!
一般的なOK率は?2回目に繋がる確率を抑えておこう!
さて、話は変わって、ごくごく一般的な男性が女性との2回目デートに誘ってOKしてもらった確率について、マイナビウーマンが調査した結果が公表されていました。
(出典:マイナビウーマン)
結果は割とざっくりしていますが、分かりやすいですね。
毎回・ほぼ毎回というツワモノが約3割という結果でした。
この数字が多いか少ないかの感じ方は人それぞれですが、なし(全く2回目につながらない)という人も1割います。
だいたい3~5人に1人という割合が多かったので、平均的にはそのあたりかと思います。
ちなみに、私もだいたい3人ぐらいに1人の確率で2回目につなげられていましたが、初彼女にフラれて本格的に恋活を始めた時は10人以上に1人ぐらいだったように思います。
そして、前章で話したことを実行して3人に1人ぐらいというレベルにまで引き上げられたので、3倍以上になったといえます。
ただし、この調査結果はリア充の男性も含んでいますから、我々変わり者にしてみればちょっとレベルが高いんですね。
それでも1割の人は全然2回目につながらないと回答しています。
なので、たとえ20回に一度でも2回目デートにこぎつけることができれば、その人たちよりも抜きん出たことになりますよ。
まとめ
多くの男性を悩ませている、2回目デートの壁。
コミュ障ではない一般的な男性でも、1割の人が全く2回目につながらないというのが現状です。
今回この記事では、それを乗り越えるためのポイントを厳選してお伝えしてきました。
もう一度、内容をおさらいしておきましょう。
これらについて確実にあなたのモノにできれば、2回目デートにつなげられる確率は2倍にも3倍にもなります!
初めのうちは慣れないことも多いでしょう。
しかし、繰り返し意識して実行していき、無意識にでもそれができたときに女性の反応が良くなっていることに気付くはずです。
2回目デートの壁は、恋活の中でも高い壁の部類に入ります。
反面、それを乗り越えられれば、あなたの恋愛スキルは格段に上がっていると言えます。